最近来日していなくて心配していました。
81才ですか…。名曲、名演奏の数々をありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りします。
やはり、オリジナル音源の演奏が一番いいですね。
「恋はみずいろ」はストリングスのイントロがしっくり来ますし、
「エーゲ海の真珠」もこのようにトランペットのイントロがないと物足りません。
このアルバムはそういう点で大満足です。
どの演奏もオリジナルのものなので、その曲の時代の雰囲気を良く出しています。
深夜のFM放送は今もたまに聞きますが、やはり一日を締めくくるのに、
イージーリスニングは一番です。
とかく、聞き易いというだけで、
ポール・モーリアの音楽自体が軽視される向きがありますが、
それは大きな誤解です。
「涙のトッカータ」の流れるようなチェンバロの美しいメロディ、
「蒼いノクターン」の夜空に祈る敬虔な気持ちを慎ましやかにしかも雄弁に語るピアノ、
「オリーブの首飾り」のワクワクする軽快感、
「そよ風のメヌエット」のつい微笑んでしまう可愛らしさ、
「渚の別れ」の情感のこもったメロディの美しさと切なさ…。
どの曲も、メロディ本来の持つ美しさと力強さを見事に聞かせています。
じっくり聞くと、そのアレンジの素晴らしさにあらためて感動します。
時々どうしても聞きたくなるアーチストです。合掌。