私もダイエッターでした。
けれど痩せず、あきらめてダイエットから離れると痩せました。そして欲を出してダイエットを始めるとまた太りました。
「ダイエットしないで痩せる方法」という本を読んで合点がいきました。レビューも書かせていただきましたが、ダイエット本??の中ではこの本が一番だなと思っていました。
あるとき本書を見つけました。著者の名前が「祭子」さんで名前の印象からか、ふざけた内容で表紙の雰囲気からも「リセットダイエット」的なことを最終的には薦める本のような気がしました。
ところが、著者の幅広い実体験と、洞察力に圧倒されました。
「ダイエットしないで痩せる方法」は良い意味でも、悪い意味でもアメリカ的です。
美味しさや空腹感をいちいちレベルいくつで考えながら食べるのはやはり、無理があるし楽しくありません。ダイエットをやめることにストイックになりすぎるとかえってまたダイエットを意識することになります。また、ワークシートで色々書き込むのですが、過食の原因は一つではないので安直な感じがします。自己啓発的な「こうすれば、ああなる」方式なのです。
さんざん賞賛していた「ダイエットしないで痩せる方法」がかすんでしまうほど、本書はすばらしいのです。
食べることを否定しない。食べることに及び腰にならない。
体に任せてあげる。でも、心が食べ物を欲しがっているときの自分への関わり方「レスキュー」がすばらしいです。
日本人向きのやさしく繊細なそしてコミカルでまじめな本です。
この本がベストセラーになってくれたら、摂食障害にとどまらず、心の問題を抱える人も少なくなると思います。まぁ、食べる事ってそれだけ生きることに直結しているって事ですよね。
太鼓判でお薦めします。