ビジネスやプライベートで突然訪れる緊迫した場、その中で相手とどう対話するべきなのか、という内容の本です。
別の方のコメントにも書いてありますが「自分と対立しようとしている」「自分に害を与えようとしている」と感じると、人は本能的に(それまで対話のために脳に集中していた)血流を「相手を攻撃するための腕」や「逃げるための足」に流してしまい、その結果として感情的になってしまうとのことです(しかも、ストレスを感じた瞬間に自己正当化するためのストーリーを頭の中で作り、それを信じこんでしまうという恐ろしさ)
問題が起こった時に、動物的な本能に流されず、自分が本当に求めている答えを相手とどう共有するか。この本に書いてあることをすべて実行するのはかなり大変なことだとは思いますが、普通に一度読んでおくだけでも、日々の仕事の中で起こるトラブルにいちいち怒るのではなく「このトラブルの原因は何だろう?」とか「自分が本当に欲しい物はなんだっけ?」と考える癖ができましたし、そう考えた後もう一度冷静に相手にアプローチできるようになっただけでも、仕事をする上で随分プラスになりました。
トラブルが起こった時こそ、より深く相手と信頼関係を築けるチャンスなのかも知れません。