この本は、非常に良いです。
タイトルはポジションサイジング入門とありますが、ポジションサイジングは内容の一部に過ぎず、自分自身について知ること、ビジネスプランの作成、自分の目標、市場についての信念、最悪の事態にそなえたメンタルリハーサル、R倍数(トレードの初期リスク金額)、自己責任、目標を達成するために必要な規律、などについて書いてあります。
一言で言えば、トレードの心理の本です。
トレードの心理学の本はいろいろあります。マーク・ダグラス、ジェイク・バーンスタイン、アリ・キエフ、ブレット・N・スティーンバーガーなど。私も色々と読みましたが、このタープ博士のが私には一番しっくりくるように感じます。
同じ売買システム、同じ売買ルールでトレードしていても、それぞれの成績が違ってきます。カーティス・フェイスが書いた
伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術にも詳しいです。全く同じシステムを与えられた10人くらいのタートルズの中で、今もファンドマネージャーとして成功しているのは、チェサピークとEMCくらいです。何が違ったのかというと、システムを実行するトレーダーの心理です。このことは、最初私には不可解でした。儲かる方法なら自分には実行できると思っていました。
実は今、理由あって、同じシステムを3人で別々に運用しているのですが、その成績が三者三様なのです。驚くべきことですが、実際にそうなのです。
システムは全く同じなので、違いは心理以外にはありません。
今、タープ博士の本を繰り返し読んでいるところです。