タロットカードの入門書として、読みやすく内容も充実していているのでおすすめです。しかし一般的に、このようなメタフィジクス(形而学)の本は日本で不足しているように思えます。アメリカなどでは、メタフィジクス専門の書店がどんな町にも大抵一軒ぐらいはありますから、情報を収集しやすいのですが......。英語が読める方にはAngeles Arrien著『The Tarot Handbook: Practical Applications of Ancient Visual Symbols』 をおすすめします。こちらはThothと呼ばれるとても美しいカードを元にして、タロットカードの使い方を説明してくれます。日本でも訳されればいいのになあと思う一冊です。この作者が書いた他の本はすでに日本語に訳されています。『運命のサイン』というタイトルの本です。この本はタロットのように多くのシンボルを使わず、5つのシンボルだけを使います。たった5つのシンボルしか使いませんが、得られる結果には鋭い深さがあります。タロットのような、シンボルを使う精神分析ツールに興味のある私には、とても参考になりました。