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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
素敵なお料理の数々とちょっとしたミステリィ,
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レビュー対象商品: タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ) (単行本)
以前、ヨーロッパをフラフラしている途中の南フランスで、フランス料理を食べましたが、日本で食べるような堅苦しいような雰囲気は全然なく、すっごく気軽食べることができた上、 とっても美味しかった思い出があります。 この本は、その時の味を思い出させてくれました。 舞台は、下町の片隅にある小さなビストロで、お店の名前は「ビストロ・パ・マル」。 そこの従業員は、そのお店で起こるちょっとした事件を解決する、無口なシェフの三舟さん。 その三舟さんの無口さをカバーするかのごとく愛想の良い料理人の志村さんとソムリエの 金子さん。そして、物語の語り役で、ギャルソンの高築くんの4人です。 そして、もちろん。どのお話にも、すっごく美味しそうな料理の数々が出てきますが、 その内容は、 ・憧れを取り戻すためのお料理「タルト・タタンの夢」 ・人生が変わるような一品「ロニョン・ド・ヴォーの決意」 ・消えた人形はどこへ?「ガレット・デ・ロワの秘密」 ・人の話は真剣に聞きましょう「オッソ・イラティをめぐる不和」 ・ないはずのお酒で泥酔事件「理不尽な酔っぱらい」 ・恋人の作った最低の料理の意味は?「ぬけがらのカスレ」 ・素数の詰め合わせチョコレートの意味「割り切れないチョコレート 」 の7つです。 料理を作った人の気持ちや想いも語られていて、読みながら、「作ってもらったものは、 すべて美味しく頂くべし!」と改めて感じた本でもあります。 なかでも、一番気に入ったお話は、一番最後の「割り切れないチョコレート 」。 タイトル通り、チョコレートにまつわるお話ですが、「詰め合わせの個数が奇数で、 割り切れない数にしているのはどうしてか?」という小さな謎と、切なくも割り切れない 気持ちを掛け合わせてあって、読んでホロリときました。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「パ・マル」……いえ、すごくいいです。,
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レビュー対象商品: タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ) (単行本)
「ビストロ・パ・マルへようこそ。絶品料理と極上のミステリをご堪能あれ!」と帯の惹句にある。 ほんとに読んでいて心地よかった。 実を言うと、読み始めた時、北森鴻さんの“香菜里屋シリーズ”(正式にそう言うのか どうか確認はしていないけれど、私は勝手にそう呼んでいます)を思い出して、 どうかな?どうかな?と、期待半分でしたが、近藤さんのテイストはまた異なった 味わいで堪能できた。 下町の(わかりにくい場所にあったりする)小さな店(小さいということが肝心)。 絶品の料理とうまい酒。 そして、客たちが抱えた問題や謎を、鮮やかに解くシェフ。 お客が抱える謎や持ち込まれる問題も、日常のなかにあるもので、 でもその不可解さをちゃんと筋道立てて説明されるときの快感。 七つの料理と七つの謎。 ちょっと変わり者のシェフ三舟の面影と、料理を想像しつつ読む。 謎も解いてみせられれば、人の心の在りようを浮き彫りにするもので、 しんみりしたりほろっときたり……。 作品にちょくちょく出てきた“ヴァン・ショー”がすごく印象的。 呑んでみたい!
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
デザート盛り合わせみたいな感じ,
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レビュー対象商品: タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ) (単行本)
料理を推理の鍵にした小説。舞台は満腹感のある無骨なフランス料理を出すレストラン。どろどろした殺人事件もなく、さらりとした小粒な、けれど美味しい物語。 文章もコンパクトで数話で構成されているので、思い立ったら一話をパッと読める。 出てくる料理は美味しそうで、お茶とケーキやパイでも食べながら、読んでみたくなる文章の運び。 これから読まれる方は食事の用意を本の脇に是非。 主要登場人物も少なくて、個性を覚えやすく、また彼らのお店を訪れたい気分にさせてくれる本。
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5つ星のうち 4.0
人々と料理
家庭的な料理を提供するフランス料理店が舞台に。 そこに集まってくる人々と料理を通じて、謎を呼ぶ。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/12 投稿者: ニャンゴロ
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