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タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2)
 
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タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2) [文庫]

モリエール , 鈴木 力衛
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 115ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1974/01)
  • ISBN-10: 4003251229
  • ISBN-13: 978-4003251225
  • 発売日: 1974/01
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 300年前の作品に共感, 2010/7/1
レビュー対象商品: タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2) (文庫)
モリエールの映画を観るにあたり、初めてモリエール作品を読みました。
古くて難解なのかと思っていたら、こんなに楽しく、笑える作品だとは!

タルチュフをはじめとした登場人物たちが非常に人間くさく、300年も前のフランスで書かれたにもかかわらず
「あー!いるいる、こういう人」と共感してしまいました。
人間の本質をよく分かっていたモリエール。俄然興味がわいて、他の作品も読んでみたくなりました。
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5つ星のうち 4.0 17世紀の吉本喜劇, 2011/6/5
レビュー対象商品: タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2) (文庫)
タルチュフという人はえせ宗教家で詐欺師である。お金
持ちの家の主オルゴンをまんまと騙し、遺産をそっくり
タルチュフに譲るという誓約書を勝ち取るまでにオルゴ
ンの心に取り入ってしまう。このオルゴンのタルチュフ
への惚れ込みようが余りにも極端で、妻の病気には全然
関心を示さず、もっぱらタルチュフのことばかり人に尋
ねまくる場面など、上手い喜劇役者が演じる舞台で観れ
ば、観客は思わず抱腹絶倒となるに違いない。これは17
世紀の吉本喜劇である。ではタルチュフと吉本喜劇の違
いは何処にあるのだろう。吉本喜劇に出てくるちょっと
した敵役に比べてタルチュフの悪賢さは格上である。そ
して根っからの詐欺師で、人情話にほろりとして更正す
るなんてことはない。つまりお涙頂戴がない一段とドラ
イなコメディであるといえる。最後に敵役が負けて、め
でたしめでたしとなる点では共通していて、コメディで
あるからにはこのあたりが古今東西同じなんだなと改め
て思う。タルチュフについて言えば、何といっても前半
のオルゴンの騙されっぷりの滑稽さが秀逸で、勧善懲悪
の大団円に向けて滑稽さが削がれてゆくような気がした。
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5つ星のうち 5.0 モリエールは古くならない, 2010/9/15
By 
ロビン (東京都八王子市) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2) (文庫)
 皆さんが書いていらっしゃる通り、本書「タルチェフ」を始めとして、モリエールの作品は現代人が普通に読んで普通に面白い「いまだに新鮮な」作品です。それほど、人間の普遍的な性質を鮮やかに描き出しているのです。
 戯曲ですので、地の文がなく全て台詞ですし、その台詞も凝った表現ではないので読みやすいです。シェークスピアよりも遥かに読みやすいです(でもシェークスピアは是非読んでいただきたい)。ページ数も少ないものばかりです。これを読まないなんて損です。
 「タルチェフ」は、偽善者を描いた喜劇。偽善的行為を行う聖職者や権力者への風刺や弾呵は、ローマのキケロやイタリアのダンテ、ボッカッチョなどによっても告発され、描かれていて、言わば正義の文学者の伝統ともいうべきものです。そして、正義は弾圧されるもの。モリエールの「タルチェフ」も、ルイ14世時代の聖職者たちに文句を付けられ、上演中止にされてしまいます。
 しかし、絶対王政の時代から幾星霜と経た現代、フランスの喜劇作家モリエールの芳しい名前は世に遍く知られ、彼の勇気ある芸術は不朽の月桂冠によって飾られているのです。
 繰り返しますが、これを読まないなんて、損ですよ!!
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