内容も簡単で分かりやすく、コンパクトにまとまった楽しい話でした。舞台はエジプト、遺跡の発掘現場での物語です。
主人公は12歳のオリヴィアと友人のジョシュ。考古学者であるオリヴィアの父がエジプトで発掘調査をしていて、ジョシュの兄が彼の助手をしています。ある日エレファンティネ・ストーンという石が発掘現場で盗まれました。オリヴィアとジョシュは犯人を見つけ、その石を取り戻すべく奮闘します。しかし二人が大活躍するのは別の機会でした。それはオリヴィアの父たちが探していた遺跡の発見でした。
追っ手から逃げながら幼い主人公たちは遺跡の地下を進んでいきます。発掘の様子が伝わり、現地の様子を想像しながら読むことができました。簡単で単純なストーリーなので、説明しようとすると内容を言ってしまうことになるので、二人の大発見に至る活躍はふせておきます。
もちろん古代エジプトにはつきものの遺跡や宝やそれを狙う悪役も登場し、エジプト考古学ロマンを満喫させてくれます。古代エジプトに憧れを持つ人が簡単に短時間で楽しく読める話です。