子供向け本格ファンタジーの良作シリーズ第2巻。
(傑作と断言出来るほど読書量はないが、個人的には「傑作!」と呼びたいシリーズです)
孤児で英雄に憧れる血気盛んな若者タラン。1巻での冒険で知り合った仲間たちと共に、闇の勢力との戦いに身を投じる。
今回の探索は、アンデッド兵を生み出す魔法の釜を探し出し、奪う、もしくは破壊すること。
新しい友人との出会い、別れ、そしてライバルとの競争、和解の努力とその失敗。
魔法の釜を手に入れたのも束の間、その手柄をライバルに譲り渡すこととなり…。
1巻では、勇敢だが無分別だった少年タランが、徐々に成長を遂げていく描写は全巻通してのもので、読者を惹きつけるのに十分だ。しかしそれ以上に、仲間達のキャラクターも素晴らしく魅力的である。
子供向けに分類されはするだろうが、その純粋な感動は大人が呼んでも変わらない。むしろ伏線を完全に理解できる成人の方がより深く感動できるのではないだろうか。
お勧めです。