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タペストリーホワイト (文春文庫)
 
 

タペストリーホワイト (文春文庫) [文庫]

大崎 善生
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「明日もあなたは私を愛してくれているのでしょうか?」学生運動華やかなりし70年代初頭。愛する姉を内ゲバで失った洋子は、札幌から上京し、姉の恋文の相手を探すが…。愛する者たちを喪い、打ちのめされながら、それでも前へ進んでいく主人公。キャロル・キングの名曲が全編を彩る、喪失と再生の物語。

内容(「MARC」データベースより)

学園闘争が残したのは、ひび割れて飛び飛びになった床のタイル-。愛する姉・希枝子を内ゲバで失った洋子は、姉の恋文の相手を求めて混沌へと足を踏み入れた…。脆く、澄み切った時間を描いた青春小説。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 236ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/10/9)
  • ISBN-10: 4167715023
  • ISBN-13: 978-4167715021
  • 発売日: 2009/10/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 80,081位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
大崎さんにしては少し寂しい内容。
もちろん表現はいつもどおりにとても綺麗だし、◎。
ストーリー展開がちょっと切ないかな。

しっかり休日の午後に1日で読みたい小説でした。
うまくいってるカップル、夫婦の人に是非。
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By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 まるで懺悔のような小説だった。誰が誰に?そう考えると、文章上の意味からは、むしろ全共闘に取り残された世代の恨み節というか、全共闘世代の転向派への告発である。それなのに、べたべたしたセンチメンタリズムと懐古的な共感が全編を押し包んでいる。だがこの甘酸っぱいトーンが憎めない。
 一度は信じた世代、圧倒的に輝いていた先達の偶像が、腐り果てていく様を見終えた、決別の涙であろうか。ベルリンの壁が崩壊し、共産主義が実質的に資本主義に飲み込まれてしまった現在、若者皆が信じたあの光は何だったのかと、私も思わずにいられない。ビアフラやローデシアは終わっても、世界はルワンダもボスニアもアフガンも止められなかった。
 レッド・ツェッペリンの曲を題材に美しい短編「悲しくて翼もなくて」を書いた作者は、今回キャロル・キングを題材に本長編を仕上げた。私は意識的にキャロル・キングを聴いたことがなかったので、この本を読み終わって、早速買おうと思っている。大崎はロック曲と人の情念を結びつけて書くのがものすごく上手い。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「パイロット・フィッシュ」にノックアウトされたので、大変、期待して読みました。
感想は……今ひとつです。「パイロット・フィッシュ」に感じられた文体の透明感や、語られきらない物語の切なさが感じられませんでした。学生運動関連の話も、中途半端に濃密で、例えば、小池真理子さんのような迫力が感じられません……。大崎さんの文体と求めた世界の生臭い濃密さが齟齬をきたしているような感じでしょうか。
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