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タナトス (集英社文庫)
 
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タナトス (集英社文庫) [文庫]

村上 龍
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

キューバのリゾート地・ヴァラデロに現れた謎の女レイコ。偶然出会ったカメラマン・カザマに、彼女はヤザキという男との「関係」を語り始める。退廃と狂気を描く三部作の完結編。(解説・妙木浩之)

内容(「BOOK」データベースより)

「狂おしいのに、彼へのこの憎悪はナニ?私、人生にサヨナラしたほうがいいの」熱帯のキューバで、レイコは性の極限へと導かれていく。独白小説の最高傑作!狂気から破壊へ。最新長編小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087476758
  • ISBN-13: 978-4087476750
  • 発売日: 2004/3/19
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 122,213位 (本のベストセラーを見る)
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独白の彼方 2005/1/5
形式:文庫
エクスタシー、メランコリアと続く第三部作。前の二作もすばらしく良い作品です。ある女が思い出などを永遠と語り続けます、狂った様に独白し続けます。その「独白」がスピードを増してイメージを壊して駆け抜けます。
このような小説は、なかなかお目に掛かれないでしょう。作者の「時代を語るな、想像力を語れ」という言葉が聞こえてきそうな作品です。
 
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
トラウマ 2006/3/15
By ゆう
形式:単行本
『タナトス』というタイトルに惹かれて読んでみたわけですが、

それと関係しながらもところどころに人が存在するための鋭い忠告が埋め込まれている作品だと思います。

他人がトラウマにひきづられて生きていくことの不可解さというか、

他人である私では入り込めない限界のつらさと

心の中に浸透してくる共感を同時に感じたりしました。

村上龍氏の作品を読むのは、3作目ですがクドイくらい

鮮明な表現力に驚くばかりです。
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孤独 2010/11/26
By
形式:文庫
なんかよく分からなくて何度も何度も読み返しました。そして読み返すうちにレイコの独白によって勇気づけられている自分に気付きました。 勿論私はれっきとした一般人であって、彼等のようなラリラリなことはしていません。それにも関わらず彼等に共感し彼等に勇気づけられるのは何故か。それはきっとラリラリな彼等と私達の心の根底は共通しているからだと思います。

それは【孤独】。

レイコの延々と続く独白。 そこには独白が氷山の一角であるような莫大な孤独が暗示されているのです。 先進国の現代における社会現象として私たちは皆孤独なのです。科学が進歩してゆくにつれてさみしくさみしくなってゆくのです。そして行き着く先が孤独に対する自己防衛なのです。レイコは独白によって自己防衛している。私はそんな孤独な現代人のなれの果てのようなレイコの姿に共感し勇気づけられたのだと思います。

こんなに深い小説を描けるなんて龍さんはやっぱりすごい方ですね。

間違いなく星5つ★★★★★
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