自分の人生や、他人、他人の存在を、受け入れる、受け止めるということを、ただ観念的にではなく、身体を通して行う大切さ、を考えさせられた。
勉強やキャリアは、頑張れば頑張った分だけ、結果として自分に返ってくる世界だけれど、恋愛、結婚、子育ては「自分の思い通りにいかない」ことを学ぶためにあるのかと思うほど・・・(「思うようにならないことを学ぶ」の要約)
頑張ることが間違っているとか、無駄だとか、そんなことは一言も書いていない。
どうしようもないこと、どうにもできないとあきらめたり、絶望しそうになったり絶望した時、愛する人がそのような場面に直面していて無力感に打ちひしがれるとき、私は何度も、何度も、何度も、読み返さずにはいられないだろうと思う。
ただ思想として、だけではなく、身体のふれあい(性的なものも、そうでないものも含め)や、身体を使った日常の営み、つまり生活それ自体によって、どうにもならないことを受け入れることができたら。どれほどいいか。そして、それらを受け入れる・受け止めるのに「身体」を使うことが可能なのだ、ということを教えられた。
とにかく一度、だまされたと思ってでも、読んでみてほしいです。