ダンテ、アリオスト、ボッカッチョ、ペトラルカと並ぶイタリア・ルネサンスの旗手にして大詩人、トルクワート・タッソー。かのゲーテも戯曲化している波乱万丈な人生を送ったこの詩人の著作は、その世界的な文学的地位の高さにも関わらず、わが国では1987年に岩波から出た(2000年に重版)鷲平京子さん訳の「愛神の戯れ」以外に入手できそうなものがなく(それすら聖地八重洲ブックセンターで奇跡的に発見した)、また代表作である本書「解放されたエルサレム」も、ネットで検索しても部分訳がヒットするくらいで独立した書籍の形では手に入りませんでした。それがついに!!ついに邦訳が(全訳ではないとはいえ)、文庫で手に入る時がやってきました!!待っててよかった・・・訳者の鷲平さんに大感謝!!本当にお疲れ様でした!!
岩波さんと諸研究者の方々にはこの調子で、コルネイユの「ル・シッド」とか、ペトラルカの「カンツォニエーレ」とか、シラーの詩集とかの入手困難本を(できれば完訳で)バッシバシ刊行していただきたい・・!私は100パーセント買います。
ともあれ、イタリアが誇る古典の名作、まずは存分に堪能させていただきます!