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タスマニア最後の「女王」トルカニニ
 
 

タスマニア最後の「女王」トルカニニ [単行本]

松島 駿二郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大英帝国植民地下でタスマニア人はなぜ絶滅したのか。領土拡張の先兵ロビンソンと彼を慕う原住民少女のミッション行をたどり、悲劇の全貌を明かす異色歴史読み物。

内容(「BOOK」データベースより)

19世紀初め、一攫千金の野望を胸に、オーストラリア・タスマニア島に渡ったロンドンの貧しい煉瓦職人ロビンソン。タスマニア人のなかに難なく溶け込んだ彼は、高額の報奨金を得るべく、「フレンドリー・ミッション」を組織し、「融和」の名のもとに原住民の囲い込みに励む。旺盛な好奇心ゆえに彼のミッションの水先案内をつとめた島の少女トルカニニは、はからずもタスマニア人絶滅に加担し、みずから最後のタスマニア人として、波瀾の生涯を終えた。運命的に出会った二人の足跡をたどり、大英帝国に未曾有の繁栄をもたらした植民地政策が引き起こした「楽園の島」の悲劇の全貌を明らかにした異色の歴史読み物である。

登録情報

  • 単行本: 228ページ
  • 出版社: 草思社 (2000/09)
  • ISBN-10: 4794210043
  • ISBN-13: 978-4794210043
  • 発売日: 2000/09
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 181,609位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 タスマニアの歴史, 2002/4/22
レビュー対象商品: タスマニア最後の「女王」トルカニニ (単行本)
英語の児童書がメインだった私。
この本を読む前はトルガニニの悲運と美談を期待していた部分が多かった。
しかし、実話はかなり残酷でした・・・。

たった1世紀程度前の時代の出来事なので、鮮明なノン・フィクションストーリであり、一瞬にして滅亡をしてしまったため、不透明な部分も多く残っているのが分かる。タスマニアの景色をふりかえりながら、一瞬にして読み切ってしまいました。

ロビンソンの成り上がりストーリーには絶句しつつ、かすかに「本当はいい人だったのでは・・・。」と独りまだ期待している私でした。

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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 イギリス人への告発, 2003/10/30
By 
志村真幸 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: タスマニア最後の「女王」トルカニニ (単行本)
 著者は学生時代に探検部に所属し、社会人になってからも30年間にわたり旅行記・ガイドブックの編集者を務めたという筋金入りの旅好き。19世紀に白人の入植によって絶滅させられたタスマニア人の悲劇を描いている。きわめて告発口調の強い内容であり、歴史の役割の一つを再確認させられる。どちらかと言えば探険・旅行する側=白人の視点で生きてきたはずの著者が原住民の方へ転換するきっかけは何だったのだろう? あるいはよく知っているからこそ探険・旅行の暴虐に気付いたのか。
 内容はタスマニア人絶滅に当たり決定的な役割をになったロビンソンの日記と多くの二次文献から、フレンドリ-・ミッションの実体について再構成するというもので、特にタスマニア人の感情に重点が置かれている。

悲しい気持ちにはなるが、読んでおくべき本。

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