国鉄151系特急電車の先頭車は、少しでも妥協して模型化すると雰囲気が全く異なってしまう難しい車両です。
この製品の屋根上ヘッドライトの形状は151系ではなく、改造後の181系の物と思われます。これが「教育的価値」の星ひとつ原点の理由です。
その他、ウインカーライト、前面窓ガラスのアルミ中桟の銀、特急マークの金、側面運転室ドア上の水切り、運転席前面窓と客室ドアのHゴムのグレーなどの表現がありません。スカートはまるで上越線に転用後の181系のように裾が切り取られたかのような印象を受けます。ユニットクーラーの形状ももう少し頑張って欲しかったところです。トイレ上のダクトはちょっと小さすぎるのではないでしょうか。また、実車は薄いブルーの熱線吸収ガラスを使っていたはずですが、製品の窓ガラスが真っ黒なのは本当に残念です。これらが全体的評価の星2つ原点理由です。
しかしながら、以上は151(181)系電車に病的に愛着を持っているファンの目から見た評価であり、一般的ではないかも知れません。また、箱絵があまりにも素晴らしいので、ついついそのように感じてしまうのかも知れません。ごく初期のプラレール車両からすれば、著しい進歩のスーパーディティル電車であり、お子さんが遊ばれるには文句なくよい製品だと思います。