ドレッドヘアーのロボットという前衛的なデザインとオートボットらしからぬ攻撃的なスタイルで人気のトップスピン。サイズの縮小や部品数の低下、塗装箇所の減少などコストカットの影響を如実に受けているこのシリーズですが、そんな逆風すら吹き飛ばすほどの圧倒的造形。ムービーシリーズの玩具を追い続けてきた人でもこれなら満足できるはずです。
まずはビークルモードですが一目見た感想はとにかくアタマが悪そう(笑) どこかの世紀末映画から飛び出してきたような見事なアウトロースタイル。いまにも「ヒャッハー!」というゴキゲンな叫び声が聞こえてきそうです。明らかにイロモノですが、彫刻とパーツ分割を駆使して再現されたディテールの数々は見ごたえ充分。眺めているだけでも楽しく、これだけで値段分の価値はあると思います。
そして意外なほど凝った変形を経て完成するロボットモードがこれまた最高! 見本写真とは違い背中の4つの銃を前方に展開したスタイルが基本になりますが、日本人男子の感性にしっくり来るスタイルで文句なしに格好いいです。両腕は一見クローアームに見えますが、実際にはその下に拳が造形されています。足の内側のタイヤが邪魔でポーズによっては自立しづらくなりますが、全体的な可動性能は良好。気になるのは足の関節がややゆるいことくらいですが、それくらいはTFでは日常茶飯事なのでどうにでもなります。
付属のメックテックウェポンは例によって展開するクローを固定できませんが、先端の銃身を押し込んでも発動するので「敵に突き立てる」様な動きが出来て理にかなっています。このトップスピンは両腕とボンネット、4つの銃を外したところの計7箇所にウェポンを装着できるので拡張性が非常に高いです。元々ゴテゴテしたデザインなので見た目が「浮く」こともなく自由にカスタマイズが楽しめます。また4つの銃はメックテックウェポン同様に交換できるため、他のTFの強化にも使えます(ぶっちゃけメックテックウェポンよりも使い勝手がいいです)
まさにマストバイ、といえる本シリーズを代表する玩具だと思います。