同時期の同カテゴリには、PSの悪魔城ドラキュラX(以下X)が有るが、本作はソレと対を成す様な作品。Xが洋ならコチラは和。絵はX程美麗ではないが、和を感じさせる独特の色使いで、背景や敵にはSSならではの滑らかなテクスチャ・マッピングのポリゴンが、意外な程多用される。また、オプション画面にまで和に拘った世界観が圧巻。BGMも和風だが、カナリ珍妙で個性的(特に蛙の曲等)。システムは、オートサーチ・ロック攻撃、敵のキャプチャー、ダッシュ、緊急回避、防御等、家庭専用なだけあり、多彩でクセのある操作性だが、数回のプレイで結構使いこなせる様になる程度で、また、スタイリッシュに動ける様になるまで、飽きる事無く遊べる位の楽しい攻略性があるので、やり込む程にハマるスルメの様。個性豊かな敵達を観てるだけでも楽しく、いたる所に数々の名作ゲームのオマージュが、巧みに織り込まれた逸品だ。上級者向けに隠しモードも有。しかし最大の壁はプレミア価格。不遇の良作故に仕方ないが、マニアなら納得する筈。但し好みがあるので、ネット動画等でチェックする事をお薦めする。