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タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)
 
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タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF) [文庫]

カート・ヴォネガット・ジュニア , 和田 誠 , 浅倉久志
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

時空を超えたあらゆる時と場所に波動現象として存在する、ウィンストン・ナイルズ・ラムファードは、神のような力を使って、さまざまな計画を実行し、人類を導いていた。その計画で操られる最大の受難者が、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントだった。富も記憶も奪われ、地球から火星、水星へと太陽系を流浪させられるコンスタントの行く末と、人類の究極の運命とは? 巨匠がシニカルかつユーモラスに描いた感動作を訳も新たにした新装版。(解説 爆笑問題・太田 光)

内容(「BOOK」データベースより)

時空を超えたあらゆる時と場所に波動現象として存在する、ウィンストン・ナイルズ・ラムファードは、神のような力を使って、さまざまな計画を実行し、人類を導いていた。その計画で操られる最大の受難者が、全米一の大富豪マラカイ・コンスタントだった。富も記憶も奪われ、地球から火星、水星へと太陽系を流浪させられるコンスタントの行く末と、人類の究極の運命とは?巨匠がシニカルかつユーモラスに描いた感動作。

登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 早川書房; 新装版 (2009/2/25)
  • ISBN-10: 4150117004
  • ISBN-13: 978-4150117009
  • 発売日: 2009/2/25
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 9,700位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みやさま トップ1000レビュアー
形式:文庫
 本作を最初に読んだのは20年以上前。当初は,ニヒルなユーモアに彩られた荒唐無稽なファンタジィで,ちょっと取っつきにくいなと思っていました。
 ところがその後「スローターハウス5」で度肝を抜かれ,本書を再読して自分の間違いに気づき愕然。
 なぜこの作品の素晴らしさに当初は気がつかなかったのか。

 本作品全体に漂う物悲しく且つニヒルなユーモア(ヴォネガットの作品にはいずれもどことなくもの悲しいユーモアが漂っています)は,
実は,ヴォネガット自らがいくつもの悲惨な体験をしており,それにより悲観的になるのではなく,そういったものなのだと物事を受け入れる人生観に裏付けられた,必死のユーモアなのかもしれません。
 そのことに気づかされたのが「スローターハウス5」でした。
 もし,本作を読んでもう一つその良さが分からなかったという方には,是非とも「スローターハウス5」を一読後,もう一度本作品を読んでいただきたい。いや,「スローターハウス5」を読むときっともう一度本作品を読みたくなるはずです。
 私にとって,本作は,ヴォネガット作品中,最も再読し,今後も読み返したくなる作品となっています。
 レビューのタイトルとした「人生の目的」についてじっくり考えるきっかけになるかも知れません。
 噛めば噛むほど味が出る作品です。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
飼い犬カザックといっしょに時間等曲率曲線(なんだそれ?)に入り未来を知る力を
手に入れたラムフォードは歴史にはびこる欺瞞をはぎ取るために(たぶん)
世界を自分の妻さえもペテンにかけて意のままに操ります。
その最大の犠牲者がコンスタント君。世界一のお金持ちから
信じられないような転落の道を歩きます。
ストーリーは地球から火星へ、そして水星から再び地球を経て、やがてタイタンへと
目まぐるしく変わります。登場人物の多くは記憶を消されたりペテンにかけられたり
しているので、出てくるたびに印象が異なります。
25年前に読んだ時は、すべての登場人物が、あまりに哀れでいたたまれない
気持ちになったのを覚えていますが、再読して、一人一人の人生を美しい
宝石のように感じました。
誰かを操るとか、操られるとか、そんなことで人生の価値は量れない。
いつくしむべき相手を見出せたかどうかが大切なんだと、ボクは思いました。
奇天烈なお話ですが最後まで我慢して読む価値のある小説です。そして時を経て
再読した時に、自分を測る物差しに使える小説です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
約50年前に発表された本作は20世紀小説の大傑作。壮大かつ荒唐無稽な寓話。

波乱万丈の生涯を余儀なくされたコンスタント夫人は、だれにもなにごとにも利用されないことが一番の不幸だという箴言を残す。ヴォネガットの哲学を示す名セリフだ。本書は、タイタンが舞台になって以降の切なくも美しく、作者の優しさを感じさせる終盤が圧倒的に素晴らしいが、そこに至るまでにも、異星からの攻撃を受けて初めて一致団結する地球人や架空の宗教に込められた現代社会への皮肉、時空を超えた存在や博愛の象徴としての消防車賛歌といった後の作品で繰り返されるモチーフが含まれている。感動の終盤では自身の生誕地という理由以外に何故著者がインディアナポリスにこだわるかもわかる。

ヴォネガットらしさは本作で開花し、以後、「母なる夜」〜「スローターハウス5」と秀作が続く。私の青春の愛読書。20世紀米国小説の金字塔だと今も確信する。なお、昔も今も翻訳を読み難いとは思わない。

それでは、単時点的な意味において、さようなら。
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最近のカスタマーレビュー
これはひどい
なんだこれ全く意味わからんぞ。

過去も未来も見通せるラムフォードが
予言したり裏で工作したりして... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: マメタ
我が心の一冊
神様の存在とか世界の流れとか、どうしようもないものに対してこの小説は答えを示してくれた。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: やどたろう
読後感にいいものを読んだなという余韻が残りました。
この作品はおそらく、“人は何で生きるのか”
という事を人間の内面の魂の有りようから
解き明かし、SFという奇想天外な手法で、... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 火の見櫓
太田光の巻末解説を読めるのはこの2009年新装版のほう
... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: yukkiebeer
きれい
難しいことはわからないが
最後のオチがとてもきれい
トリハダがたった。
そこでこの小説読んでよかった。報われたと思った。
投稿日: 22か月前 投稿者: トレロ20
今の日本とダブって泣けます
読み進んでいくうちに、火星人と現代の日本人がダブってきた。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: メタボ腹
「若者」のための小説
J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』が若者のための小説であるのと、だいたい同じ意味において、本書もまた、端的に若者のための小説であると云えるだろう。続きを読む
投稿日: 2010/5/17 投稿者: Mickey The Drifter
最初は「猫のゆりがご」がオススメ
ヴォネガットの代表作です。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/1 投稿者: sc
合わなかった。。
ここのレビューでの評判がよかったので購入。
小説は当然つくり話なわけだけれど、
この作り話の”ノリ”についてはいけず、... 続きを読む
投稿日: 2010/1/24 投稿者: やすにょり
しっかりしろハヤカワ
あの「タイタンの妖女」が新訳・新装で登場だ!
ということで読んでみました 何度読んでも面白いですね... 続きを読む
投稿日: 2009/10/27 投稿者: ポリッシュ
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