ゾンビ屋シリーズ5冊目、イーヒン編です。新たな敵は、スター=ゾンビを操る能力を無尽に他人へ与えることのできるイーヒンと、その一派。いじめられっこもバカも、みんなゾンビを操って襲い掛かってきます。
雪女編で百合川を破壊され、まだその修復が終わっていなかったれい子がいきなり大ピンチです。助っ人としてあらわれるのが、なぜかゾンビになって召喚された、百合川の妹、みどり。怪力と打撃体術を用い、姉サキとは違う強さを見せます。これ以降、れい子は百合川姉妹を状況によって使い分けながら戦っていく(仲が悪いので、姉妹は同時に召喚できない)という、非常に戦略的に面白い展開になっていくわけです。
また、スターは持っていてもずっとゾンビ召喚能力を発動させることができなかった竹露にも、ついに頼もしいゾンビが。誰より最強になったような気がします、竹露(笑)
イーヒン編は、イーヒンを信じ、彼に踊らされた周りの人々が哀れです。たとえ相手がカリスマといえど、完全にその人を信じきってしまうことの怖さが見えます。