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ゾマーさんのこと
 
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ゾマーさんのこと [単行本]

パトリック ジュースキント , ジャン・ジャック サンペ , Patrick Suskind , 池内 紀
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,550 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

南ドイツの湖畔の村、少年の日々の節目毎に、なぜかいつも出会う謎の人、ゾマーさん、絵と文が語りかける、最高のギフトブック

内容(「BOOK」データベースより)

どこへ行くのだろう?黙って、いつも、ゾマーさんは歩いている。

登録情報

  • 単行本: 125ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1992/11)
  • ISBN-10: 4163136207
  • ISBN-13: 978-4163136202
  • 発売日: 1992/11
  • 商品の寸法: 18.4 x 11.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 351,247位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
同じ作者・訳者による『香水』に魅せられ、その後迷わず読みました。
ところが児童書の体裁だったし、読み始めると『香水』の波乱万丈ぶりとは異なる平坦な物語です。
ちょっと期待はずれかな?と思いましたが、
さすがパトリック・ジュースキント。彼は物語りの名手です。
とりわけラスト数行には衝撃を受けました。

何時もリュックを背負いステッキで歩くゾマーさん。ゾマーさんはいつも歩いている。
雹が降った日に出会ったゾマーさんのこと、ぼくが自殺したくなった日に会ったゾマーさんのこと、そして湖で見かけたゾマーさんのこと。
ぼくにとってゾマーさんは忘れられない人になってゆきます。

読者にとっても忘れられない人になるでしょう。
「ほっといてもらいましょう」と訳した池内紀さんの名訳とともに。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
南ドイツの小さな村に住む「ぼく」の少年期の物語。ぼくの体重がまだとても軽かった頃、風の強い日に全速で駆ければ、ふわりと宙を飛べたという感覚は、誰しも幼い日に感じたイメージではないでしょうか。そんな平和な日常に、雨の日も雹の降る日もステッキ片手にひたすら歩き続けるゾマーさんが、風景の様に入りこんできます。その姿には戦争の暗い影を感じさせますが、「ぼく」のユーモラスな語り口で、思春期の1コマ1コマに楽しく関わってきます。「ぼく」が少年期を終える頃、ゾマーさんもまた....。とにかくサンペの挿絵が美しい。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ドイツの田舎町に越してきた謎の老人と少年の青春を描く作品です。

物語も素晴らしいのですが、それに負けず劣らずサンペの描く緻密で色彩豊かな挿絵も、すばらしく美しいです。

本書をあえてジャンル分けすれば『児童書』に分類されるかもしれませんが、少年(女)期の淡い恋心と失恋、社会の理不尽さに初めて触れたときの悲しさなど、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる内容は、幅広い年齢層の方に読んでいただけると思います。

必要最低限の背景設定だけで読ませる本書は、読者の想像と思考を刺激する自由度の高い作品です。

本国ドイツではその点を評価され、良書として人から人へ贈られる作品になっているようです。
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