本書はSW2.0のシナリオ集です。
2本のシナリオとGMガイド(ダンジョンシナリオのつくり方)+αが掲載されています。
シナリオは蛮族の住む洞窟や魔剣の迷宮を探索するといったもので、1本目の結果が2本目の始まりに関わってきます。(独立してプレイすることも出来ます)
1本目のシナリオは作成直後のPC,2本目は作成直後+経験点1000〜1500のPC向けといういう事になっています。
ダンジョンシナリオのつくり方では導入例や適正な部屋の数、イベントの例、といったものが解説されているほか、すぐ使える便利な罠データが収録されています。
口伝に頼ったり、一から手探りしないですむこういったものがあると便利でいいのではないでしょうか。
一方イラストは「ダンジョンの全体図」があるくらいで寂しい感じです。
(表紙はリプレイの登場人物らしい・・・)
それはそれとしてこの本の最大の特徴はマナ先輩とボクです。
この本の背景には主人公であるボクがマナ先輩に拉致されてTRPGをはじめるというストーリーがあり、「ダンジョンのつくり方」もボクがマナ先輩に教わっている、という形式になっています。
まぁこれはこれでいいのですが、シナリオ本編に2人の会話が挟まるのはどうかな、という気が。
シナリオをプレイする上での注意、ということであれば、(ルールブックにある「!」の部分のように)
枠で囲んでその中に記述すればよかったのではないか、と思います。
シナリオ集としては異色の部分もありますが、シナリオ+ガイドとして悪くは無い内容ではないでしょうか。