同じ全武将プレイの10と比較すると、戦闘・内政・外交のバランスを見るならこちらのほうがよいと思います。CPUの強さはあまり変わりませんが、戦闘に限って言うなら10よりはるかにマシです。システムが単純な分、CPUの意味不明な行動は比較的ありません。
個人的に評価しているのは連合を組むコマンドです。プレイヤーの意思で発動できる上に加盟国から援軍が確実に来るので、状況さえ整えば弱小勢力でも大勢力と対等に戦えます。以後の作品ではイベント扱いなのが残念です。
駄目なところとしては、『落雷』の存在でしょうか。習得条件はちょっと厳しいのですが、極めて凶悪な威力を誇り、運次第では戦闘が一瞬で終了します。ゲームバランスが崩壊しかねないので、ネタに留めた方が無難です。
他には、CPU同士の戦闘だと数倍の兵力を有する守備側が負けるという不可解な状況も時々起こります(10ではより顕著です)。きちんと検証したわけではありませんが、城壁値が低いとこの傾向が強いようです。
CD-ROM一枚に収まる内容なので、10と比べるとグラフィック・細かなシステムなど見劣りする部分が多々ありますが、安くなっているので値段相応の価値はあると思います。