ニュー・ジャーニーからだと3年ぶりになる作品。その間にメンバー交代があったが、新メンバー(リン、アレックス)も相当のキャリアの持ち主のようで、他の3人との息もぴったり。3年待ったかいはあったと思う。
本作で感じるのはハーモニーの美しさはもちろん、個々のシンガーの声の力強さ。収録曲はトラッド、クラシック、カヴァー、オリジナルと多彩だが、M1、9、10、11といった男性シンガーの曲のカヴァーが多い。しかし、女性が歌ってもおかしくない歌詞だし、女性らしい情感を込めて歌いあげるので、全く違和感はない。収録曲はどれも秀逸だが、1曲選ぶとすればアメリカへの移民の歴史を歌うM6が圧巻。この感動的・壮大な曲のためだけでも本作は買いだ。M14はアメリカ国民の心の琴線に触れるだろう。
日本盤ボーナスのM15、16はDVD新作の予告編のようだ。M15は08年ベスト盤に録音された曲だが、未聴の人はこの機会にサラ・ブライトマンと聴き比べるのも一興だろう。