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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
見るべきところは少ない。,
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レビュー対象商品: ソロスは警告する 2009 恐慌へのカウントダウン (単行本)
本書は「ソロスは警告する」のペーパーバックス版(アメリカ版)に加筆された第4章を単行本化したものである。内容は、市場がクラッシュした原因の分析、経済回復のための政策提言、2009年の見通しである。2009年の見通しとはいうものの、その大半はロシアへの批判が占めている。彼の偏執的ロシア嫌いが存分に表れている。恐慌へのカウントダウンとは、意味不明な副題である。ソロスは世界が「恐慌」へ向かう等とは言っていない。「恐慌」論者の松藤民輔が勝手につけたのであろうか。 前著よりも内容は薄く、「市場がクラッシュした原因の分析」以外には読む価値の少ないものであった。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
素晴らしい内容なのに、訳がマズイ??,
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レビュー対象商品: ソロスは警告する 2009 恐慌へのカウントダウン (単行本)
ソロス氏のいつもの再帰性に関する記述に関しては、わかりやすい例えも散見され、ソロス入門書としては一読の価値あり。しかしながら、クレジット関連のところの記述はひどかった。何度も目につく「CDS証券」という表現。相対取引のデリバであるCDSなのに「証券」って何?CDSという証券が取引所で取引されているとでも思っているかしら?そもそもこの本の訳者は、「クレジットロング」と「債券の買い」と「CDSの買い」の違いが分かっていなさそう。せっかくソロス氏がクレジットの世界の非対称性について鋭い指摘をしているのに、日本語が台無しになっている・・・。CDO squaredのことをCとDの間に2と入れている(このレビューのように横書きだと再現するのが難しいが、C2DOって感じ)のをみたときは気の毒にさえなってしまった・・・。 ソロス氏の理論や政策提案についてより広く理解/議論されるためにも、もう少し金融が分かっている人が日本語をするべきだと言わざるを得ない。
5つ星のうち 5.0
今、2010年ですが、まだ現在進行形の内容です!,
レビュー対象商品: ソロスは警告する 2009 恐慌へのカウントダウン (単行本)
すでに今は2010年になってしまっているのですが、一年以上も前にここまで書くことができる人はやはり天才だと思いました。本書の内容は「ソロスは警告する」で見通せたこととはずしたことを説明することから始まり、2008年の自分自身の投資実績、これからの経済回復への処方箋、 2009年の見通し、そして自分自身の再帰性理論にまで及びます。 個人的な感想としては、前回の「ソロスは警告する」よりもわかりやすく、読みやすかったような気がします。 リーマンブラザーズを倒産させてしまったポールソン財務長官とパーナンキFRB議長の責任があり、特に財務長官が市場原理主義者だったために今回の倒産が起こり、それが引き金になった世界同時不況が始まったと解説しています。 そしてアメリカがこの不況を脱するために行わないといけないことが箇条書きにされていて、著者自身が財務長官をやればどうかなというくらい鋭いものがたくさんありました。 また中国、インド、ヨーロッパ、ロシアなどの各国の状況を踏まえた解説も読み応えがありました。特にEUが持つ統一されていない金融制度が問題視されていて、まさに今の世界の現状をリアルタイムで理解することができ、大変参考になりました。 まだ読んでいない方には是非お勧めです。
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