どの真実、どのウソでも、興味のあるものから気軽に読み始められる構成になっている。それぞれの真実やウソを説明する文章の後には、想定される反論意見を載せてあり、読者が自ら考える材料を豊富に与えてくれる。関連する文献や論文などの情報源も多数紹介されており、全体として親切な作りである。
著者は「非常に基本的なものなのに、簡単に忘れてしまい、よく覚えていない“真実”と“ウソ”を集中的に集めた」という。ステップアップを望むソフトウエア技術者にぜひお薦めしたい。
(日経コンピュータ 2004/05/31 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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例えば,現在無数にある「ソフトウエア開発方法論」や「設計手法」などのほとんど全てが眉唾ものと言って良い.誰でも高品質のソフトウエアが開発できる「ソフトウエアの品質管理手法」だとか,「画期的に生産性を向上させる」といったふれこみで登場するツール類なども,残念なことにほとんどは額面通りの効果は発揮しない.それは優れた開発者ならば経験的に知っているのだが,残念なことに技術を知らない経営者や中間管理職は裏付けのない言葉に踊らされるというのも良く聞く話である.他の業界なら管理できているものはソフトウエアでは管理できない.それは何故か?それはソフトウエア業界における品質管理技術が遅れているためでも,ソフトウエア開発者が品質に無頓着だからでもない.ソフトウエア開発は他の業界,例えばビル建設や家電の量産などとは全く異なる性質を持つためなのだ.全く異なる性質を持っているのだから,他の業界の手法が使えなくても当然だろう.
では一体ソフトウエア開発の性質とはどのようなものだろうか.それを55の真実と10の嘘としてまとめたのが本書である.ITを避けるわけにはいかない企業の経営者や管理職などは,是非一度この書物に目を通してもらいたい.何が事実で何が嘘か.これを知ることは今後ITを導入し活用していく上で,或いはアウトソース先と仕事を進める時などにも,この本は優れた道標となるだろう.
ただ、実際にはこの真実に対してはこうすることで事態が改善される、と~~いうところまではかかれていません。(というよりも、昔からずっとある問題で解法がないものが多い)
読者が自分で解決法を自分なりに考える必要があります。
とりあえず、ウィーガーのピアレビューは読みたくなりました。~
賛否両論あるテーマに関しては、反論ものせてあるのがよい。
大抵はうまくいかない大規模システム開発のトラブルを
可能な限り避けるためのチェックに有効と思われる。
チェックしたらうまくいくというわけではないが、
成功の確立をあげるのには役に立つ。
最も重要なことは、ツールや技法ではなく
プログラマ自身であるという
真実1がすべてを物語っているという気がする。
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