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ソフトウエア企業の競争戦略
 
 

ソフトウエア企業の競争戦略 [単行本]

マイケル・A. クスマノ , Michael A. Cusumano , サイコムインターナショナル
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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ソフトウエア企業の競争戦略
Microsoft社やIBM社を代表とするソフトウエア産業に焦点を当て,競争戦略の現状を横断的に解説する。著者が個人的,あるいは顧問やコンサルタント等として係わった多数のスタートアップ企業についての,経営方針やビジネスの推移の分析が興味深い。ソフト製品のビジネスについての考察では,歴史をひも解きながら収益の源泉がサービスへと移る様を示すとともに,Red Hat社やVA Linux Software社をはじめとするオープンソース企業の動きにも触れ,それら企業が2002~2003年時点では大した利益が出ていない状況を紹介する。


(日経Linux 2005/04/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

ソフトウエア企業と産業の長年の研究に基づいて、以下のような独自性のある分析を行なっています。
・ 激しい市場変化に、スピーディに対応して、ソフトウエアを開発するために、マイクロソフトは、『同期安定化プロセス』という開発システムを構築した。これは、品質重視の「日本型モノ作り」とは異なり、「ほどほどの品質」ではあるが、“ハッカー的創造性”を発揮して開発することが重要なソフトウエア産業では、非常に強い競争優位となる。逆に言えば、日本企業がソフトウエア産業で競争力がないのは、この産業の競争構造に適合できていないためである。
・ このメリットは、「モジュール型モノ作り」によって達成される。マイクロソフトなどアメリカ企業は、それをいち早く理解し、実践している。
・ 同様に、ソフトウエア産業では、創造力のある起業家が重要なプレーヤーとなるが、それを生み出す気質をアメリカ人は備え、それを伸ばす風土がアメリカにはある。それは、ソフトウエアを“ビジネス”として捉える気質である。日本やヨーロッパは、それを欠いている。
・ ソフトウエア製品企業として誕生しても、激しい競争を勝ち抜くためには、自社の経営資源を鑑み、場合によってはサービス企業やハイブリッド企業として、競争環境に適応していく必要がある。

その他、ハイテク・ベンチャーの“キャズム”克服策など、市場の徹底分析と深い洞察に基づいて、ソフトウエア産業としては初めての競争戦略論と言えると存じます。日本にとっても非常に重要なソフトウエア産業で、日本企業の競争力強化の一助になるかとも存じます。

登録情報

  • 単行本: 445ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2004/12)
  • ISBN-10: 4478374813
  • ISBN-13: 978-4478374818
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
なにはともあれ、こんなにも早く邦訳が読めることに感謝します。 翻訳に当たった方々、それぞれが別に仕事をしながら翻訳を進めていったということで、その精力的な仕事ぶりに感服します。 おかげでこの名著が旬なうちに母国語で読めるという恩恵にあずかることができました。

複数人の方が翻訳に当たられたということですが、訳は非常にこなれていて、読みやすいものとなっています。

日本では、ソフトウェアビジネスのベンチャーをこれから立ち上げていこうという人は少ないかもしれませんが、もしそのような気持ちを少しでも持っているのであれば、この本は必読です。 また、企業内で新たにソフトウェアビジネス関連の部署で仕事を行うことになった人、特に管理職に成り立てと言う人には大変参考になる書籍だと思います(私がそのような立場ですので)。

また、株式投資で第二のYahooを探している人にも、ソフトウェアビジネスの仕組みが理解できる優れた参考書となるでしょう。

ソフトウェアに関わる多くの人、特に経営者、管理者に読んでもらいたい本です。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
日本のソフトウェア企業が作る製品はバグが少なく、品質は世界トップクラス。組み込みソフトなど機能の安定性が重視される分野では競争力がある。
しかし、多少バグがあっても、市場ニーズにタイムリーに応える商品を出すケースは少ない。また、マイクソフトやアドビに代表されるように、「プラットフォーム」をおさえてぼろ儲け(いわゆるデファクトスタンダード戦略)をとる企業は皆無で、ここはアメリカ企業の独壇場。
 この実態は、どうして起きたのか。どうすれば、日本企業は、ソフトウェアでも国際競争力を持てるのか。『マイクロソフト・シークレット』で、マイクロソフトを調べ尽くしたクスマノ氏が、上記の答えを書いています。
 傑作だ!と思いました。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
米MITのビジネス・スクール、スローン・スクール・オブ・マネジメントのクスマノ教授が、数十年に渡るソフトウェア業界の分析、社外取締役としての経営参画などの知見を踏まえて、文字通り、ソフトウェア業界、ソフトウェア産業に特化した包括的な企業戦略理論を集大成した。貴重な一冊である。

本書のスコープは、産業構造から、経営戦略、製造プロセス、マーケティングと、ソフトウェア業界のビジネス全体に渡るものとなっている。

これまでは、経営戦略論にせよ、製造プロセス-品質管理手法、マーケティングのどれひとつとっても、モノ関連の業界をベースとして構築された理論体系を、ソフトウェア産業の場合には云々ということで、ぴったりとフィットしないけれど、何とか押し込める。そんなやり方をとらざるを得なかった。この一冊からは、そういうやり方も変わることだろう。

ソフトウェア産業のプレイヤー、あり方が製品企業、サービス企業、ハイブリッド・ソリューション企業と分類される。起業から成長それぞれのフェーズにおいて、どの分類のビジネスを行うかによって、成功の鍵も、戦略も異なるという視点が提示されている。さらに、起業段階における現実的な選択肢は、製品とサービスの双方を有するハイブリッド・ソリューション企業としてのあり方であると踏み込んだ提起も行っている。

また、相当の紙数をソフトウェア開発のベスト・プラクティスに割かれており、具体的な開発手法の指針も示される。いわゆる戦略論だけの本とも、ビジネスモデルだけの本とも異なる価値がこの一冊にある。

ソフトウェアで起業する人も、エスタブリッシュトな企業の経営者も従業員も、ユーザ企業も学生さんも。それぞれに読んで得るところが大きいに違いない。

英語版が刊行されたのが2004年の2月。これだけの踏み込んだ内容を一年以内で訳出された翻訳関係者の力を評価したい。

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