本書の結論は、「伸びる/伸びないは、仕事に対する姿勢と日々の習慣にある」と極めてシンプルだ。伸びない原因を「『わかりません』と言えないプライド」や「安易に解決策を求める姿勢」などにあるとする。逆に伸びる人は「素直にひたすら努力する」。単純なことだが、現実には、なかなかできない。
後半では「ソフトウエア開発で幸せになれる人/なれない人」について分析する。「会社依存症」や「減点主義」の人は、幸せになれないという。
二つのテーマに対して10~15問のチェックリストを用意しているので、試してみるといいだろう。問題点を列挙するだけでなく、参考文献を挙げながらどうすれば改善できるかも解説する。「継続的な読書」など本書を読んだ瞬間から実践できるものが多い。若い技術者だけではなく、長くITの仕事をしてきた人にとっても、自分の仕事の姿勢を見直すのに役立つ。
(日経コンピュータ 2006/02/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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