NEX-C3とNEX-5Nの各部の名称と機能から丁寧に説明されています。ピクチャーエフェクトやマイフォトスタイルについて一つ一つその特徴とポイントを写真で参照しながら確認できます。「カフェでケーキをカッコよく撮りたい」「ペットや動物をかわいく撮りたい」といったテーマごとに効果的なエフェクトの使い方や露出、構図、ホワイトバランスの考え方をやさしく解説してくれています。
写真雑誌に掲載されている写真は高級一眼レフと高級レンズで撮影されたものが多いですが、本誌で掲載されている写真は基本的にNEX-C3,レンズE18-55mmの標準ズームで撮影したもので、私たちも頑張れば同じような写真が撮れるかなと思わせてくれます(実際はなかなか掲載写真のように上手には撮れないと思いますが・・・)。
女性のおしゃれな服やかわいいアイテムのページがあるなど、全体的に若い女性を意識した内容になっていますが、男性初心者でも十分参考になる内容です(表紙は女性誌っぽくないので、男性が買ってもそんなに違和感はありません。)。
上下を広く写すスイングパノラマの裏技やちょっと上級なストラップの付け方など、プチ自慢をしたくなるような内容も掲載されています。構図や露出、絞り、ホワイトバランス、ISO感度についても簡単に解説されており、ソニーNEXで初めてレンズ交換カメラ(ミラーレスカメラ)を使う人(初心者)には最適の本だと思います。また、カメラは何台か持っているけれど、いちいち取扱説明を見るのは面倒くさい(見る気がしない)という人には気軽にみるNEXC3、5Nの取扱い説明書としても購入の価値はあるのではないかと思います(一眼レフを使ったことのある人には、後半のカメラの基本についての説明は物足りないと思います。)。
交換レンズについてもひと通り説明がありますが、欲を言えば、交換レンズの作例をもう少し多く掲載してほしかったと思います。
本の形も小ぶりで正方形に近く、通勤時にぺらぺらと眺めても違和感がなく、「ソニーNEXの撮り方手帖」というネーミングがぴったりの本だと思います。