使用環境・・DAPはウォークマンのA840、音源はロスレスです。 一カ月ほど使用した感想を述べます。
EX500からEX600への乗り換え組ですが、EX600の音に感動してEX1000に手を出してしまったクチです。
ですので、EX600との比較を交えながらレビューします。
高音の音質:非常に良いです。繊細さはかなり素晴らしいEX600以上と言えます。
ただし、若干強調感があるように感じます。人によっては気になるかもしれません。キラキラしていて美しいとも取れますが。
EX600の方が丸い(素直な)ので「高音の聴きやすさ単体」ではEX600がいいでしょうか。
低音の音質:非常に繊細。しかし量もあります。ただ、これは強調感などは感じず、適当であると思います。
解像度・量ともにEX600以上です。
音場:籠りの無さと相まって、EX1000の最大の武器は正にこれであると思います。EX600からの乗り換えで最大に感動した点です。
「そんなところから音がするの!?」ということがあるぐらい、甚だしく広く、細かいです。
「透明感」と形容するのが適当でしょうか。
EX600も音場は広いのですが、「籠り」があります。(EX1000を使用した後だと顕著です)
遮音性:ちょっと笑いました。EX600が実は遮音性高めだったためです。
しかし、特別低いわけではないです。ピッタリのサイズのノイズアイソレーションイヤーピース(付属)で大分マシになります。
ただ、騒音の特別多い環境での使用は考慮されていないだろうと思います。
装着感:慣れが必要ですが、非常に快適になります。耳かけの装着法に関しては、各自研究されるのがいいかと思います。
音質的なストレスもほぼ皆無なので、気づけば一日中付けっぱなしということもあります。
ただし、寝ホンは厳しいです。筐体が大きいので、寝返りが打てません(EX600も同様)。仰向けなら何ら問題ないです。
就寝時に使用したい方はSHUREのイヤホンがいいでしょうか。ソニーならEX510がまだ適しているでしょう。
ほか:コードがEX600より太く(耐久性も向上しているでしょう)、部品に金属などを交え、高級感があります(中の金属線も最高級だとか)。
筐体自体の高級感もあり、並べるとEX600がちゃっちく見えます。値段が2〜3倍以上違いますので、わざとそういう風にデザインしたのかもしれませんね。
付属のケースは見かけは立派ですが、EX600同様、完全に保存用です。中のプラ部分を抜けばそれなりに使えないことも無いです。
本革使用になってますが、そんなことより、ウォークマンと同梱できるようなものを付属するぐらいの気遣いが欲しかったですね。
持ち歩く方は別途適当なものの購入が必要でしょう。
コードは着脱式なので、これからバリエーションが増えるといいですね。(同梱はショートとロングの2種類です。ともにY字型)
総評:細かい弱点はあっても、全体的に満足しています。気が早いですが、次世代機が楽しみです。