ゲーム機やパソコンが無かった大昔から本物の麻雀牌を使って広く遊ばれてきたゲームなので、フリーウェアやシェアウェアも星の数ほど存在します。
実際、本製品も元々は Macintosh 用のフリーウェアでした。かなり後になって Windows 版とのハイブリッド CD が Price500 シリーズとして発売された経緯があります。
他の類似ソフトと異なるのは、次の手を打つまでの時間制限があるモードや、ヘルプ(裏返せる牌をハイライト表示してくれる)が使えたり、裏返してもルートとして使えない「お邪魔牌」が出現する上級者モードがあったり、クリアすると次のゲームを始める前にボーナス(手詰まりになっても新規の面で継続できる・制限時間が延びる・ヒントの回数が増えるなど)が貰えるミニゲームが挿入されたりする点です。
続けてクリアしていくとどんどん得点が加算され、ハイスコアも記録されます。
ついつい続けて遊びたくなる仕掛けが満載されている点が本製品の秀逸なところです。
しかし、実際問題として、このゲームで遊べる環境のパソコンを持っている人が現在どのくらいいるのか非常に疑問です。少なくとも Macintosh 版は現在販売されているマシンでは動作しません。運が良ければ OS-X 10.4 以前の Classic 環境で動くかも知れませんが、確実に動かすには MacOS 9.0 以前の「Old Mac」が必要です。余程の趣味人でもない限り、そんな古いパソコンを今でも動かせる状態で持っているとは思えません。というか、普段から使っている PC で動かせなければ、この種の「息抜きソフト」は無意味でしょう。
Windows 版は私自身が検証していないので明言しませんが、行儀良く組まれたプログラムであれば最近の OS でもそのまま動く「かも」知れません。PC に強い人であれば、自分の PC 上でエミュレータを走らせ、そこに 98 環境を構築することで何とかできる可能性もあります。
結論として、この商品の価格はもはや実用ソフトとしての価格ではなく、単なるコレクターズアイテムであると受け止めるべきでしょう。