ソニーに問い合わせしてみた内容を追記しました(20120914)
色々修正しました(20121026)
iPadで使えるようになったりしたので、更に色々訂正しました。(20130311)
文字数制限(10000字)に引っかかったので大幅に添削を行い、内容や表現を圧縮しました。(20130330)
表記や改行の乱れを修正しました(20130508)
この製品はよく槍玉にあがります。
理由は発売延期やその設定の難しさからです。
実際説明書も薄っぺらく、サポートの対応も悪く、やはりそのあたりは劣悪であると言わざるを得ません。
nasneはtorne(PS3専用地上デジタル放送チューナー)をより発展させたものです。
BS/CSの録画にも対応し、500GBのHDDを搭載しています。
PS3との接続はUSBではなく、LAN経由での接続になります。
そのため、設定、というより配線がわかりにくく、知識がない方には敷居が高くなっています。
一方で、すでにPS3やパソコンで動画や写真を共有して楽しんでいた人にとっては設定は非常に簡単です。(というよりその場合は同一ネットワークにnasneを追加するだけで大丈夫です)
Nasneを購入して十分扱える方というのは、
・すでにテレビで地デジ、BS/CSが視聴できている
・DLNAで写真や動画の共有ができている
・機器間の通信速度が50Mbps程度以上で安定している(インターネット接続速度は重要ではないです)
・PS3かVita、対応のブラビア、XperiaやVAIOを持っている
という方です。
もちろん、PS3を持っていなくても使うことはできますが、それならば別の廉価HDDレコーダーを買ったほうがいいと思うんです。
よく見かける質問や意見に対する回答を箇条書きしていきます。
・電源ボタンが小さい
→電源ボタンは普通押しません。初回起動時にコンセントに挿したら、トラブルが発生しない限りnasneには二度と触らなくて大丈夫です。
・横置きできない
→縦置き限定です。このあたりには大きな不満を感じます。無理して横置きしても、グラグラして逆に不安定です。
・ネット必須
→この製品は『ネットワークレコーダー』です。当然ネット環境は必須になります。
・設定に時間が掛かる
→すでにPS3やテレビを絡めてDLNAが出来る環境であれば、その環境にnasneを追加するだけで使えます。設定は10分かかりません。
そうでない場合は配線から考えないといけないので、場合によってはかなりの時間がかかると思います。
・メディアに焼けない
→必要ないと思う方だけ買えばいいと思います。ちなみにVAIOを持っている方は、LAN経由でブルーレイに焼けます。
<追記>TwonkyBeamというAndroid/iOSアプリで、スマートフォンにムーブできるようになるらしいです。詳しくは『TwonkyBeam DTCP-IPムーブ』などと検索してみてください。
・設定ができない、難しい
→電話が有料なのでチャットサービスを使いましょう。ソニーの公式チャットサービスはカスタマーサポートの方と1対1でチャットできます。
・ソニー製品だけでしか使えない
→試しにAcer製のノートパソコンに有料クライアントをインストールしてみました。するとライブ視聴や録画視聴もできましたので、ソニー製品だけでしか使えないというのは嘘です。
ただし、動作保証外かつ、自己責任ということになりますので、こちらに関しては知識がある方限定になります。
<追記>後述する方法でiPad/iPhoneや他社製のAndroidタブレット・スマホでも使えるようになりました。
・PS3必須?
→PS3が無いとnasneの良さが三割減してしまいます。Vitaもないならさらに二割減ですかね。別にPS3/Vitaがなくても、DLNA,DTCP-IPに対応している機器で、高速なネットワーク環境があれば使えます。
・無線LANで使える?
→VitaやiPadなどでも視聴が可能ですので、無線LANでの使用も推奨されています。しかしながら無線ルーターが比較的高速なものではないと難しいんじゃないかと思います。
・操作方法はtorneと同じ?
→torne(PS3専用地上デジタル放送チューナー)の操作はtorne(アプリ)で行います。nasne(本製品)も同様に、torne(アプリ)で操作を行いますので、基本的にはtorneとnasneの操作は同じです。Vitaも同様です。
・nasneを通すとアンテナレベルが激減するんだけど
→そういう仕様みたいです。
アンテナ混合
↓
nasne
↓
テレビ
ではなく、
アンテナ混合
↓
分配→テレビ
↓
nasne
とすれば解決するはずです。(他の解決方法もありますので、色々調べてみて下さい)
・HDD容量少なくない?
→nasneのUSB端子に外付けHDDを接続することでHDDを追加できます。また、内蔵HDDの交換・換装は基本的にはできません。
<追記>2013年2月現在、追加できるHDDの容量は2TBまでです。多分。
・torneと異なる点
録画にPS3を起動しなくてもいい
(nasneは独立した省電力NASなので、録画は完全に独立してやってくれます)
PSP/Vitaへの書き出しが、torneより遅い
(いろいろな事情で遅くなってしまうようです)
リモートプレイでPSPで視聴することは出来ない
(これは意外だったんですが、torneに出来てもnasneに出来ない数少ない事柄です。私はtorneを持ってないので知らなかったんですが、これって結構重要な機能ですよね、アップデートでの対応を望みます)
→カスタマーサポートの方に聞いてみたところ、『torneの場合はチューナーとPS3が直結しているので、PSPでもリモートプレイで番組を視聴することは可能ですが、nasneの場合はネットワーク経由でnasne→PS3→PSP/Vitaとなるため、著作権上の理由でリモートプレイで番組を視聴することは不可能』とのこと。技術的には可能ですが、著作権上の理由でということなので、今後の対応は絶望的です。
ネット上では『劣化』とか『Vitaを買わせるため』などの書き込みもあるんですが、この理由から言うと、Vitaでも対応はされないようです。
<追記>
ようやくVita用のアプリがリリースされました。これによりVitaでもリアルタイムにテレビが無線で見れます。
・実際に視聴してみて
『ネットワーク越しとは思えないほど快速』という前評判は本当です。
もちろん環境依存ですが、速度が十分に出る環境ならば、nasneは素晴らしい性能を発揮してくれます。
また、字幕(デジタル放送の字幕)は普通のテレビよりちょっと綺麗です。アンチエイリアスが少しだけかかってる感じですね。
録画した番組を見るとき、2倍速でも音が出ます。
ニュースなどを録画しておいて、2倍速で再生するとかなり良い感じです。(アナウンサーの声って2倍速でも聴きやすいんですよね)
・僕のパソコンでも使えますか系
→環境に依存します。多くのDTCP-IPクライアントには体験版がありますので、試しに使ってみて動いたら購入しましょう。
<追記>私はDiXiM Digital TV Plusというソフトを使ってます、使えるかどうかは体験版で確かめてください。
・データ放送には対応していますか
→対応していません。これはかなり不満です。
・16980円で買う価値はありますか
→ただ録画してテレビで見たいだけなら、価値はないです(もっと安いHDDレコーダーもありますし、対応機器を持っていない場合それも買わなければいけないので)。『torne(アプリ)で操作できる』『PSP/Vitaとの連携ができる』『ネットワーク経由で番組を視聴できる』『NASになる』などなどのメリットがありますので、使いこなせる人ならその値段以上の価値があります。
ちなみに私の場合は、
・BSも地デジも録画できるレコーダーが手に入った
・容量500GBのNASが手に入った
・パソコンでテレビが見れるようになった
・PSPで録画した番組を持ち出せるようになった
・Vitaでリアルタイムに番組を視聴できるようになった←New
などのことから、だいたい6万円ぐらいの価値はあるかなと思っています。
正直言って、パソコン視聴はやばいですね。
普通無線接続できるチューナーなんてありませんし、もっと価値があると思います。
ノートパソコンで線に縛られることなくハイビジョン画質で地デジやBSを視聴できるというのはもはや革命でしょう。
<追記>
他社製のAndroidタブレットでもリアルタイムにテレビを視聴できるようになりました。
これは素晴らしいです。お金では買えない価値がある、プライスレスです。いや買えてるんですけどね。
ちなみにNexus7ではRECOPLA + TwonkyBeamの環境で地デジ、BS、CS、録画した番組などすべて視聴できました、最高ですね。方法は後述します。
iPadでは残念ながら、2013年2月現在、リアルタイム視聴はできません。
録画した番組を視聴することはできますので、まぁマシですね。
Vitaではライブ視聴から録画視聴、さらには録画までできます。素晴らしいです。
・NAS機能の使い心地はどうですか
→かなりいいです。iPhone4で撮影した動画をnasneに入れて、無線LAN環境でノートパソコンから視聴してみました。『ネットワーク越しとは思えない快適さ』で視聴できましたので、多分NASとしても十分使えます。NAS機能に関してはDTCP-IPに対応している必要はないので、多くの機器で使えるみたいです、正直これだけのために買ってもいい。
・SonyTabletやPS3(XMBから)、動作保証されているテレビや動作保証外のパソコンなどでライブ視聴すると、同じチャンネルがたくさん出てくるんだけど。
→ソニーに問い合わせしてみましたが、『こうすれば同じチャンネルを出なくできる』という明確な回答は得られませんでした。
『同じチャンネル』というのはいわゆる多チャンネルのことです。地デジのチャンネルは3つのチャンネルで複数の番組を放送できるようになってるんですが、普段は3チャンネルにつき、1番組です。それなのにも関わらず、ライブ視聴時には同じ番組なのに別チャンネル扱いで表示されます。
別に困ってはいないんですが、なんかモヤモヤします。
ちなみに、ソニーの対応ですが。
今回はチャット→メール→電話と対応が昇華して行きました。どうもマニュアルに無かったらしく、対応が日をまたいでということになりました。
電話での対応は結構雑な感じが溢れ出ていて、隣の人のくしゃみの声が聞こえたり、サポートの方がヘラヘラ笑っていたりと、そのほか雰囲気から『ソニーらしいな』と感じました。
商品に大きな問題はありませんが、『この人達の商品だったら買いたくない』って思ってしまう人もいるんじゃないでしょうか。
<追記>
→現状マルチチャンネルを見れなくする(普段の放送時は1局ごとにまとめる。NHKの野球延長放送のように、分割時に初めて複数のチャンネルに分割する)方法はないとのことです。何度も検証したらしいですが。
ちなみにその連絡をしてくれたカスタマーサポートの方は標準語がうまく喋れない方(おそらく中国系)の人でした。この時期、ちょっと引っかかりますよね。
<追記>
あろうことかソニーの公式アプリであるRECOPLAでも同様の現象が発生します。邪魔でしょうがないです。
・リアル茄子出現システムって何さ
→実績解除システムです。nasne上で予め設定されている操作(機器を追加するなど)を行うと、nasneのアイコンが増えます。アイコンはPS3やBRAVIA、VAIOやVitaなどなどDTCP-IPで番組を視聴する際に、nasneのアイコンとして出てきます。
・接続方法とか環境はどんな感じ?
→まだNasneが手元にない方は、PCをメディアサーバー化して、PS3で1080P(レートはBD並であればおkです)の動画を再生してみて下さい。メディアサーバー化する方法はいくつかありますので、色々調べてみてください。
動画がコマ落ちなどせずにPS3で再生できたならば、とりあえず回線速度の問題は存在しないということになります。
逆に、コマ落ちした、ガクガクだ、などという場合は、ケーブルの見直し(カテゴリーは5e以上推奨です)やルーターやハブの見直し(接続速度は100Mbps以上推奨です)を行なって下さい。(場合によっては機器の買い直しになります。
買う前から『Nasneが使えるかどうか』というのはある程度自分で実験・検証できますので、どうぞお試しください。
また、すでにDTCP-IP対応のレコーダーを持っていて、テレビやPS3で録画した番組を視聴できるという方は、同一ネットワーク内にNasneを追加するだけなので非常に楽です。
接続方法は結構適当でも大丈夫なのであんまり心配しなくても大丈夫です。
例)
インターネット
↓
光ルーター
↓
無線ルーター →テレビ
↓
ハブ→PS3
↓
Nasne
という環境でも大丈夫でした。ちなみに一階と二階をまたいだ接続になります。
ちなみに光ルーターに接続した機器は認識されませんでした。たぶんどこかしらの設定に問題があるんだと思うんですが、特定がめんどくさかったのでとりあえず無線ルーターをそのまま流用しました。(光ルーターがしっかり使えるなら、最後のハブは必要なかったんですが)
・音がうるさい
→すごい静かだと思うんですが、一部音がうるさいという報告がされています。
基本的にNasneを含め、NASは24時間365日稼働させるものですので、人が触れず、安定しているような場所に置くべきです。
自ずと音が気になるような場所は候補から外れると思います。配線の関係で難しいという方は、他の方が動作報告をしてくれているPLCを試してみてもいいかもしれないですね。
・7月に一度発売が延期された理由はなんでしょうか
→「素材に含まれる物質の気化」とされています。滑り止め素材などに使われていた樹脂が、輸送中に気化してHDD内に侵入、それが原因でHDDが故障したというのです。
HDDがガスが原因で故障するというのは結構頻繁にあるらしく、『アウトガス』などと呼ばれています。ただ、滑り止めが気化してHDDが故障なんていうことはさすがに想定外でしょう、むしろよく原因を特定できたなぁと感心しています。
・500GBでどれぐらい録画できますか
→正直標準画質と3倍画質の違いがあんまりわかりません。もちろん画面に近づいてまじまじと見続ければわかりますが、実際の視聴で標準画質が必要になる場面があるとは思えません、よっぽど大切な番組のみ標準画質で録画するといいと思います。
だいたい2時間ドラマをまるまる三倍画質で録画すると、6〜8GBぐらいになります(番組や局によりますし、BSの場合は地デジより容量が大きくなります。全く同じ番組が地デジでもBSでも放送されている場合(ワールドビジネスサテライトなど)は地デジを録画したほうがお得感があります)
なので、2時間ドラマが50〜60本ぐらい入るかなぁ、というぐらいの容量になります。
これだけ見ると『結構録画できるじゃん』って思うんですけど、NASとして使うと容量はどんどん逼迫していきますし、毎週録画を実施している場合はどんどん容量が減っていきます。
時期を見て2TBのHDDかもう1台のNasneを増設予定です。
<追記>増設しました。注意していただきたいのが、2TBのHDDを増設したからといって、500GBの内蔵HDDと2TBの外付けHDDが別々に認識されるのではなく、2.5TBのHDDが1台として認識されます。ちょっと意外でした。
・Nasne自体の消費電力は?
→大体10W以下です。録画中に2ストリーム配信すると9.5Wという情報があります。これにUSB接続の機器へ給電するとだいたい10Wぐらいとなりそうです。
金額にすれば大体一ヶ月160円程度になるかと思います(大幅に間違ってたら教えて下さい)
<追記>これに外付けHDDを追加するとしても、月の電気代はせいぜい300円程度ですね。外付けHDDを購入する場合は可能な限り、『テレビ録画動作確認済み』などと記載のあるものを買ったほうがいいです。そうでないHDDは使えたとしても電源がつきっぱなしだったりするかもしれないです。
torneと違い、録画時にPS3を起動する必要がないので非常に省エネです。
・PS3がない場合、設定などはどうやるの?
→無線ルーターなどの設定と同じように、IPアドレスを直打ちする形で設定画面に行きます。
iPhoneやパソコン、その他のスマホやゲーム機からも設定画面を開くことができます。
・発熱はどうですか?
→全然気になりません。
電源はACアダプタと言う形で本体から分離されていますので、ACアダプタからの発熱が一番多いように思えます。
消費電力は非常に少ないので、発熱量もその分少なくなります。
・突然停電するとどうなる?
→視聴中にブレーカーが突然落ちたんですが、そのときはNasneは大丈夫でした。
しかしPS3は『ファイルシステムが破損している可能性があるので自己修復します』という風になりました。PS3の自己修復は結構頻度が高く、時にはゲーム中に電源ボタンを押して電源を切っただけでこうなる場合もあります。
・欠点
一番感じた欠点は、『細かな時間指定録画ができない』ということです。
例えば、『この番組は最後のCMが長いから3分短くしよう』
『この番組は最初の方が面白くないから20分経過してから録画しよう』ということが、リアルタイムに操作しない限りできません。
言い方を変えれば、録画を予約した時点では、その番組を最初から最後まで録画するしか方法はありません。
また、もし番組がかぶっていた場合です。
映画A 21時から23時24分まで
ドラマA 21時30分から22時24分まで(優先度高)
という2つの番組を録画したい場合、常識的に考えて『映画の半分ぐらいが食われるだけっぽいな』って思うと思います。
でも違います、この場合Nasneだと、
映画Aは21時から21時30分まで、ドラマAは全部録画されます。
つまり、映画Aは最初の30分しか録画されません。
このように、UIが使いやすくて素晴らしいんですが、やっぱりまだSHARP製のレコーダーにすら劣る部分もいくつかあります。
ついでに、3倍録画のくせに標準画質の3分の1の容量にはなりません。
せいぜい半分ぐらいです。
理由は、PSP/Vita転送用にダウンコンバートしたファイルを別途内部で保存しているからです。
メイン動画の動画のビットレートは三倍録画で3分の1になっても、
転送用の動画のビットレートは変わらないのでその分が容量が大きめになります。
例えばメイン動画のビットレートが平均18Mbps、Vita用が4Mbpsとすると、
メイン動画は三倍録画で6Mbps、これにVita用の4Mbpsを足して、10Mbpsになります。
もともと22Mbpsだったのが、10Mbpsになりました。というわけでそんな感じです、転送用の動画のレートがわからないので適当に書きました。
内臓HDDは2.
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