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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
好奇心と遊び心を産業にしたソニーの精神が受け継がれた1冊,
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レビュー対象商品: ソニーをダメにした「普通」という病 (単行本)
最大の魅力は、「タイトル」です。すべての内容が、この一行に集約されている。 『ソニーをダメにした「普通」という病』のタイトルに、この本の「6割の価値」があると、僕は思っています。 パソコンのキーボードから、いつも、背表紙が見える所に置いています。 その他、次の2項目に3割の価値を感じました。 p92 消えた内部統制の鍵「お局さん」 p149 なぜか電車に乗りたがる経営者 かなり極端な表現かも知れないけど、気持ち的には、このような感じです。 p154 いつ終わったのか誰も知らない経費削減キャンペーン これは、「費用 対 効果」を考えた思考がなされているのか? 15円の差額を確認するために、1万円の費用を掛ける事務処理をしていませんか。 「雑費」という経理処理・許容範囲は、「歯車の遊び」の部分で、スムーズに動く作用があることを思い出します。 この「遊び心」が、「ウォークマン」を生みだしたソニーの活力なのかも知れませんね。 「あとがき」で、ソニーの「エスパー研究所」の話題に触れておられます。 これを読みながら、佐古曜一郎(1957年生まれ)の『ソニー「未知情報」への挑戦』(徳間書店1996年)を思い出しました。 この本の作者・横田宏信さん(1958年生まれ)のソニーを観る視点から、学ぶことが多いです。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ソニーへの愛情,
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レビュー対象商品: ソニーをダメにした「普通」という病 (単行本)
タイトルとは裏腹にソニーへの愛情を感じる1冊です。ソニーを題材にしてはいますが、企業における経営・社員精神のあり方を学ぶことができる大変な良書です。 批判だけでおわることなく、説教臭くもなく、非常にすっきりとした読み味で何度か読み直したくなる本でした。
34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
投資家は外、経営者は内,
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レビュー対象商品: ソニーをダメにした「普通」という病 (単行本)
一見タイトルだけを見ると、かつての勢いを失ったソニーの凋落をネタにした本が、「また」出たかと誤解をされる方がいるかもしれない。しかし、著者の横田氏は、ソニー社内、社外、平社員、経営者の2×2の4つの視点から、企業組織論、あるいはコーポレートガバナンス論を平易な言葉で生々しい経験を交えながら論じている。経営学を一種の再現可能な科学と見ると、企業組織はロジックと構造と株価で説明がつくという幻想に侵食されてしまう。その幻想は、「人が人の上に人を置く無謀」に対して人を鈍感にさせてしまったのではないか。それが、「金を活かす」役割の投資家と「人を活かす」役割の経営者の境界線をわからなくしてしまったのではないか。そういった問題を横田氏は提議し、ソニーでの実例を挙げながら本質論に立ち返った「人を活かす」経営のあり方、企業のあり方を提言している。 レビューを書いた本日は節分であり、著書にあった「投資家は外、経営者は内」ということばで締めくくることにする。
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