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ソシュールの思想
 
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ソシュールの思想 [単行本]

丸山 圭三郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

近代言語学の父は20世紀人間諸科学に方法論と認識の共通基盤をもたらした。本書は『一般言語学講義』原資料を実証的に精査し初めてアナグラム研究等を紹介した。原初の記号理論と思想の全貌を明かす、決定版ソシュール研究。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1981/7/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4000012207
  • ISBN-13: 978-4000012201
  • 発売日: 1981/7/15
  • 商品の寸法: 21.6 x 15 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 50,324位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現代思想のさまざまな場面において、甚大な影響を与え続けたソシュール言語学。生前著作を残さなかったソシュールの思想は、その壮大さにおいて、従来の言語学の圏域をはるかに超越していた。そのため、多くの誤解にまみれてきた。『一般言語学講義』をみれば、彼の薫陶を受けた弟子たちですら、彼の思想の全貌を掴みえなかったことを示している。そのソシュールの全貌を、明晰に再構築する。丸山氏は、今はなきソシュール研究の権威。氏のソシュール解釈は、世界的に衝撃をもたらした。日本現代思想の基本書籍として、必読。
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現代思想を語る上で絶対無視できない影響力を持ちながら、その思想がはたして精確に伝わっているのか、という疑問に答えている書。ソシュール自身の思想は言語学の領域を超越して哲学、人類学等の人文科学は勿論のこと、大脳生理学などの理工系にも影響を与えている。それほどのラディカルさを持ちながらなぜ…と苛立つ著者の気持ちがよく分かる。丸山氏自身、言語学の領域を大きく逸脱した生前の活動もさることながら、日本は勿論、世界にも影響を与えた書。この本を読んで、人間がテクストに縛られた存在ということがまざまざとわかる名書。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
わが思想の迷路に踏み込む切っ掛けとなった、今は亡き独自の思想家にして、

優れた言語学者・記号学者、

その名は丸山圭三郎。

この書こそ、1980年代・90年代を代表する名著だと思っている。

コトバ=波の比喩は美しく、忘れがたい。

幸運にも、謦咳に接したことが二度ある。

一度は、岩波CSでの『一般言語学講義』レクチャー、

二度目は中央大講堂(お茶の水)での、講演。

やはり、今は亡き思想家、丸山氏の盟友・広松渉氏とのダブル講演だった。

と、こう書いていても、丸山氏の、あの独特な柔かな語り口、声音と微笑と共に、初めてこの書と出遭った時の興奮が鮮やかに甦ってくる。

思想書が飛ぶように売れた時代の、 間違いなくスターの一人だった。

その後癌を患っていると聞き、間もなく没した。

(その生涯に一体どんなドラマがあったのか。お弟子筋の俊秀の方々は、因習を超え、書くべき責務があると思うのだが…)

あの時、会場を埋め尽くしていた人達の熱気と、歴史に対する危機意識は忘れられない。

歴史の重みを感じる。

この機会にもう一度精読したい。

座右の書とすべく、密かに文庫化されるのを期待しているのだが。
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