24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
息を吹き返す, 2010/2/6
レビュー対象商品: ソウ6 アンレイテッド・エディション [DVD] (DVD)
シリーズも6作目ともなると観る側も作る側もいい加減いやになってきそうなところで、実際前作ではかなり息切れしてシリーズ伝統のトリックもストーリー性も出がらしのようだったが、今回は積み上げてきた要素を上手いこと処理して見事に息を吹き返している。前作まででシリーズを見限ってしまおうと思った人も、きっとこれを観れば「もう少し付き合ってみよう」と思えるはずだ。
シリーズ初期のようないわゆる「どんでん返し」というほど派手な要素はないものの、大小さまざまなトリックを用いて観客を欺き、最後までなかなか全貌が見えてこないストーリーで、面白い。
前作では精彩を欠いていた工夫を凝らした残虐描写も今回はしっかり復活しており、単なる羅列に終わらずストーリーに起伏をつける役割も果たしている。これを観ると前作がどれだけ雑な作りだったかよくわかる。
前作までの伏線の回収も非常に丁寧で、わかりやすく「これはあの時のアレですよ」とフラッシュバックを見せる親切さのおかげで、過去シリーズに顕著だった「細部まで覚えていないと何が何だかわからない」事態に陥らず、「なるほど」と思える(それでもわからない人はわからないだろうが)。
シリーズの特色上あまり詳しいことは言えないが、今回はシリーズ通して初めて「あの謎は解決されるのか?」や「次はどんなトリックを仕掛けてくるのか?」というような、既にどん詰まりの要素ではなく、「これからいったいどんな展開を見せるのか?」というストーリー面での次回作への期待を持つことができた。ジグソウの分散する意思、暴走する意思が行きつく果てはどのような景色なのか? 今年のハロウィンを楽しみに待とう。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ここまで観たなら最後まで付きあいますよ, 2010/3/6
レビュー対象商品: ソウ6 アンレイテッド・エディション [DVD] (DVD)
一応、冒頭にこれまでのおさらいがあります。でも、簡単な紹介だけだから全く分からない。「そんな話があったなぁ。」といった程度。まぁ、まさか「今回初めて観ます」って人はいないでしょうから、いいですけど。(苦笑)
ジグソウの真の後継者や、ジグソウが妻に宛てた遺言と遺品の謎が解き明かされる中、またしても密室での残酷極まりない殺人ゲームが開始されます。意味なし、オチなしの前作パート5の後なら何でも面白かろう、というのもありますが、今回は結構面白かった。そこそこどんでん返ってったし、盛り上がりもまずまず。
ラストは、またまた続編があるような風でした。ネットをちょっと検索したら、パート7が既に決まっていて、今度は、3Dでの上映のようです。グロいシーンが飛び出して見えるんですかね。いやだなぁ、とか言いつつ来年の今頃は、また観ちゃうんでしょうけど...。
監督は第5作のデヴィッド・ハックルが再び担当するようです。配役は、回想シーンで登場するんでしょう、ジョン・クレイマー=トビン・ベルがクレジットされているのは当然として、意外だったのは、ティネドラ・ハワード――いったいどの人物を演じていたのかというと、本篇のプロローグ部分で描かれる“ゲーム”の生存者なのだ。
この人物の再登場、という要素には、ちょっと心惹かれるものがあります。ここまでシリーズを追いかけて来ちゃいましたから...。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
セスって誰だっけ?, 2010/6/2
レビュー対象商品: ソウ6 アンレイテッド・エディション [DVD] (DVD)
ますます大掛かりな拷問アミューズメントパーク化に拍車がかかる第6作目。
両手の鎖で二人分の体重支えたり、ジャケのような外向きコーヒーカップや、
灼熱地獄版SASUKEみたいな迷路アトラクションなど、もうまるで人命を
賭けた筋○番付かフレン○パーク状態です。
まあここまで凝ったアトラクション作る手間を考えても、「どんだけヒマなんだ」
といったツッコミは今更言わずもがなだとしても、これだけの施設の為の
敷地はどのように用意してるんだ?と思ったら、どうやら閉鎖した動物園を
利用していたようですね。(看板にZOOなんとかと書いてありましたよね?)
なので一応納得。
しかしシリーズもこれだけ続くと、余程熱心に観ているファンでないと
「これ何だっけ?」とか「○○○って誰だっけ?」といった疑問を抱えたまま
観賞するハメになるのではないでしょうか。
それを解消するためか、親切にも展開がある度に回想シーンが挿入されていますが、
それでも自分にはキビしくなって来ました。
一作目が大好きな私の興味を、かろうじてこのシリーズに繋ぎとめている要素は
とにかくどのように締め括るのかを見届けたいということと、
謎のままの"Dr.ゴードンのその後"だけなので、今回名前だけ登場したことで少し
安心しましたね。
ああ、製作陣は彼のことを忘れたわけじゃないんだなって。
それにしても、エンドロール後にあの子をわざわざ登場させるって事は、
また過去の引き出しからネタを引っ張り出してややこしくなるって事ですかね。
次回はシンプルに、例の奥さんvs例の刑事さんでトラップの仕掛け合いの一騎打ち
ってのはどうでしょう。
ハメられては見事生き延び、生き延びては相手をハメる‥‥ダメか。