最初のくだりを読んだ時、
ちょっと面白くないかも…、と思ってしまったのですが、
読み進めていくと徐々にその世界に引き込まれます。
この話しは救いようの無いほどのおバカな女の子が主人公です。
人の話は聞いていないし、やることなすこと失敗ばかりで
読んでると、あまりのトロさにワナワナしたり、イライラしたり
手助けしたくなったり、安心したり…。
この本は舞台の中に引き込む力が結構あるなぁと思います。
父親から誕生日プレゼントをもらうあたりから話しが急展開し、
この話しの中核にせまっていきます。
私はこの本を買った時、『ほのぼの系』の小説だと思っていたので、
なんだか虚をつかれた気がします…。
割と暴力的なシーンや実写的な表現が多いので、
想像力が高い人には精神的に読みづらいシーンがありますが、
それが逆にウソっぽさを和らげるいい材料になってると思います。
読む人を選ぶ本ですが、文章も読みやすくて
個人的にオススメの一冊です。
ストーリーには多分あまり関わってないですが、
主人公の飼っている猫が可愛いので、
猫が好きな方には特にオススメしたいです…w