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ソウル・アンダーテイカー (電撃文庫)
 
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ソウル・アンダーテイカー (電撃文庫) [文庫]

中村 恵里加 , 洒乃 渉
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「運命。私は彼女との出会いをそう表現する。何とも都合のいい言葉だ。もっとも、そう胸を張って表明できるようになるのはだいぶ先のことであり、出会った時の印象といえば…最悪に近いものがあった」生者の魂を喰らい、死者の魂を引き寄せるハンニバル。主に忠義を尽くし主と共に死ぬ使い魔の常道から外れ、主に不義を働き主を冥府へと誘いながらも己のみは生き長らえるという死を招く猫。そんな使い魔の次なる主―江藤比呂緒は弱冠十二歳で、たぐいまれな霊的な素質を持っているが、とんでもない“大馬鹿者”で…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中村 恵里加
東京出身。『ダブルブリッド』で第六回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 372ページ
  • 出版社: メディアワークス (2005/02)
  • ISBN-10: 4840229430
  • ISBN-13: 978-4840229432
  • 発売日: 2005/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 438,731位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Рia
形式:文庫
最初のくだりを読んだ時、

ちょっと面白くないかも…、と思ってしまったのですが、

読み進めていくと徐々にその世界に引き込まれます。

この話しは救いようの無いほどのおバカな女の子が主人公です。

人の話は聞いていないし、やることなすこと失敗ばかりで

読んでると、あまりのトロさにワナワナしたり、イライラしたり

手助けしたくなったり、安心したり…。

この本は舞台の中に引き込む力が結構あるなぁと思います。

父親から誕生日プレゼントをもらうあたりから話しが急展開し、

この話しの中核にせまっていきます。

私はこの本を買った時、『ほのぼの系』の小説だと思っていたので、

なんだか虚をつかれた気がします…。

割と暴力的なシーンや実写的な表現が多いので、

想像力が高い人には精神的に読みづらいシーンがありますが、

それが逆にウソっぽさを和らげるいい材料になってると思います。

読む人を選ぶ本ですが、文章も読みやすくて

個人的にオススメの一冊です。

ストーリーには多分あまり関わってないですが、

主人公の飼っている猫が可愛いので、

猫が好きな方には特にオススメしたいです…w
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
発売以来、ずっと続きを待ってうずうずしている。

ヒロインはいわゆる「馬鹿」な女の子、
普通のラノベなら彼女は愛すべき「おバカ」として描かれ、周囲のキャラからもそう扱われるのが常道の所。主役であろうと脇役であろうと。

しかしこの物語の中、彼女は無残にも周囲から頭の足りない真正の馬鹿として見られ、扱われている。
作者の意識した冷酷さによって、「おバカ」から「お」が外され、ただの馬鹿。

彼女を愛する両親すら、彼女の「馬鹿さ」を受け入れはしても、真に理解はしない。そして唯一それを理解できる彼女の相棒の灰猫氏は、彼女を利用するだけで愛情を持たない(今の処)。
そして頭の良い彼女の妹は、おそらく無意識では姉を理解しつつ、理性では知り認めることを拒み、憎んでいる。
常識人である妹は彼女の生き信ずる世界の「律」を平然と無視して生きる姉を、憎悪せずにはいられない。

愚かさにこそ人の偉大さが存するとしたのはドストエフ先生の「白痴」だったか。ロシアの大地に脈々と伝わる、狂者を崇める聖痴愚の伝統か。
ともあれ残酷に描かれた「愚かな」少女の姿には、特定の心の波長を持つ私のような人間を揺さぶる何かがあると思う。

筋の展開自体はやや冗長、目を瞠るドラマもアクションもない……にも拘わらず何故か心から離れない一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
By 木卯
形式:文庫
中村エリカはひたすらに主人公を痛め付けます。
痛め付けるだけ痛め付けて、ほんの小さな光明を差し、また痛め付けます。
主人公はボロボロになってしまいますが、一筋差した光明が主人公を支えます。
誰かが発したなんでも無い一言や、ふとした瞬間。
そういうものを心の支えとし、主人公は死にそうな戦いに身を投じます。
無垢で純粋で馬鹿かわいい娘がそんなあなた、自分でも理解出来てないような理由で戦うんですよ。
あまり大声では言えませんが、ダブルブリッドより好きです。
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