日頃から、ゼーガペインのBlu-ray Boxとか出ないかなぁと思いながらDVDをちょろちょろ見ていたわけですが、まさかオリジナルストーリーの小説版が出ているとは全然知りませんでした。時々立ち寄るコミック・ラノベ専門店で偶然発見して大喜びで購入です。
ストーリーとしてはアニメ本編やゲームとの関連性は低めで、同じ世界観の中で展開されるもう一つのゼーガペイン、という感じでした。
世界の設定が深く濃密にされているからこそ、こういった作品展開が違和感なくできるのかな、と思います。
著者の日下部匡俊さんは、アニメのSF設定を担当されていた方だそうです。文章で丁寧に描かれた世界設定のおかげで、アニメ版ゼーガペインの世界をより実体感をもって観ることができるようになるのではないかと思います。
文章も読みやすいですし、ストーリー展開もSF好きならきっと気に入るのではないでしょうか。
全体として、ゼーガペインというアニメの魅力を再確認させてくれる小説でした。
(勢い余って、XBOX360のゲーム版ゼーガペインを本体ごと購入してしまうくらいでした)
原作が好きな方には間違いなくおすすめできます。
余談ですが、ヒロインのイメージが表紙の絵とあまり一致しない気がします。
もっと儚げな、「ICO」のヨルダみたいなキャラを頭の中で想像していました。
ライトノベル風なのに、イラストがほぼ表紙のみ、ってのが原因かもしれませんが。