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ゼロの焦点 [DVD]
 
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ゼロの焦点 [DVD]

久我美子, 高千穂ひづる, 野村芳太郎 DVD
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 出演: 久我美子, 高千穂ひづる, 有馬稲子, 南原宏治, 西村晃
  • 監督: 野村芳太郎
  • 形式: Black & White, Dolby, Limited Edition, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 松竹
  • DVD発売日: 2009/09/26
  • 時間: 95 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000RG9LWA
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 71,342位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

松本清張原作によるサスペンス。金沢へ出張した夫が消息を絶ち、妻がその行方を追うが…。“松本清張生誕100周年記念キャンペーン”。

内容(「Oricon」データベースより)

松本清張原作、野村芳太郎監督が贈る快心の長編ミステリー。憲一は広告会社に勤めていたが、社用のために金沢へ旅立つ。しかし、それが憲一の姿を見た最後になってしまう。妻の禎子は真実を探るために手を尽くすのだが…。久我美子、高千穂ひづるほか出演。

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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ちっちゃいおばちゃん トップ1000レビュアー
TVに映画にと、今日でも盛んにリメイクされ続ける「ゼロの焦点」ですが、
原作発表から間もない頃に制作された、この野村芳太郎版の出来栄えはやはり圧倒的で、他の追随を許しません。

陰影の濃いモノクロ画面には、底鳴りのするような迫力があります。
不吉な黒煙を巻き上げながら疾走する蒸気機関車。
北陸の、低く垂れこめた灰色の空と、貧しい家屋。
押し殺したうっ屈を内に抱え込んだ、登場人物の表情。
映し出される風景にも人にも、土俗の呪詛とでも言うべき暗さがべったりとはりついている感じです。

こんな、人の世の業の深さを感じさせる重苦しい映像は、昭和三十年代だからこそ撮影できたもの。
この暗い映像があって初めて、原作の陰鬱な味わいが生きてきます。
最近の「ゼロの焦点」のリメイクがどうも薄っぺらなものになりがちなのは、風景にも俳優にも、野村版のような暗さが欠けているからではないでしょうか。

最近むやみにもてはやされがちな昭和という時代ですが、
あの時代が、上昇機運の明るさと背中合わせに抱えていた、前時代的な暗さを、この野村版は見事に描ききっていると思います。
演出、脚本、俳優。今となってはよだれの出そうなドリームチームが世に送り出した傑作と言うばかりではなく、
昭和という時代の哀しき一側面を、画面にくっきり焼き付けたという意味でも、この作品はかけがえのないものです。
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kuronin
後に名作『砂の器』を生み出した松本清張(原作)・野村芳太郎(監督)・橋本忍(脚本)・芥川也寸志(音楽)という組み合わせによって生み出された傑作。
公開年は昭和36年。戦後の混乱をようやく脱し、貧しいながらも平和な生活を取り戻した日本人の姿が、この映画を通じて感じることができる。金沢さらに能登半島と、主人公の旅を通じて、日本海側の美しい風景を堪能できるのも嬉しい。
複雑に入り組んだ人間関係や場所の移動、さらには現在・過去・推理シーンを巧みに組合わせ、テンポ良く物語が進行されてゆくのが心地よいが、『羅生門』や『七人の侍』など黒澤映画の脚本を担った橋本忍の腕前はさすがの一言に尽きる。ちなみに、日本海の荒波を背に崖っぷちで犯人が告白する、という2時間ドラマの原点はこの映画にあるらしい。犯人の告白場面がやや長いという意見もあるが、単なる種明かしを超えて、戦後の厳しい時代を生き抜いてきた人々の業を描き切るには、欠くべからざるシーンであったと感じる。とくに吊り橋で同じ過去を持つもの同士が語りあい、犯人が泣き崩れるシーンは胸に迫った。
最後に、惜しい点と感じた点が2点。
・映像で表現できる心のうちを、敢えて声を付け足したのは余計である感じた点。
・旦那を亡くした2名の女性に対し、事情を説明する警察官の口調がやけに明るくて、ちょっと心づかいがなさすぎでは?と感じた点。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sirou55 トップ500レビュアー
2009年版「ゼロの焦点」を観たので、あらためてこの1961年版を見直した。この事件の背景を考えると、やはりこの作品の持つ暗さや風俗に圧倒的説得力があり、陰のある大人の世界がそこには広がっていた。フィクションでありながら、この胸に迫るリアリティーはやはり不朽の名作と呼ぶにふさわしいだろう。
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