ここ最近、特に12巻あたりでのグダグダっぷりは一体なんだったの?と思わせるほど見事な作品でした。
このシリーズを構成している要素である「バトル」「ドタバタ」「燃え」「萌え」「感動」「ちょっとエロ」などがまんべんなく、なおかつ破綻なくちりばめられていて、一気に読破してしまいました。特にノートパソコンが起動するあたりから、エンディングにかけての展開は反則もの。いつもと違って素直でかわいらしい言動をとるルイズの「秘めた決意」が涙を誘います。
シリーズ全体で見ても、この巻は大きなターニングポイントになっており、いよいよ「虚無」の謎の核心が明らかになりはじめます。また才人が「異世界」から召還された謎についても明確な理由付けが見えてきて、いよいよ核になる大きな伏線の消化が始まったという感じです。
これまでみなさん同様、7巻が最高傑作と思っていましたが、今作はそれに勝るとも劣らない傑作だと思います。もし12巻で「あれ?」とか思って、どうでも良くなったりとか、読むのやめようとか思われた方がいたとしたら、大丈夫です。きっとこの巻はあなたが望んでいた「ゼロの使い魔」に間違いありません。