2006年出版となっていますが、もとは「言語王 トルコ語」というタイトルで1996年に出版された語学書です。
そのため、内容も「ビデオテープ」「カセットテープ」といった今となっては死語となった単語が多く、また通貨価値や旅行・日常会話のキーセンテンスも一部「今のトルコでは通用しない・世代遅れ」の内容になってしまいました。
それをおいても残念としか言いようの内のが、CD吹込音声です。
男性ナレーションは声色がテノールでありながらモノラル放送のようにくぐもった発音、逆に女性はジャズシンガー綾戸智恵さんそっくりのハスキーボイス。それもアメ横か築地の魚市場で耳にするような怒鳴り口調でダイアログを読み上げます。またハスキーボイスが災いして、トルコ語を学ぶ上で重要な「母音調和」の音が聞き取りにくくなっています。
折しも2010年はトルコにおける日本友好年。これを機に全面改訂を望みます(会話だけでなく、文法解説の強化を!)。