ポストクドカン?超のつかない一流シナリオライター達による、プロット術と、創作の発端になったもののインタビュー。
古沢良太 内田けんじ 三木聡のプロット術などはそれぞれが緻密、自己流の独特さがあり参考になります。古沢さんのスケッチブックに描いた「たるるーと君」みたいなキャラクターイラストや、三木さんのロディアのメモやマックで書いた緻密なプロットが、少しづつ写真で掲載されていて、百聞は一見にしかず、ほほうとうならせるものがあります。
全体的にシドフィールド的なハリウッドライティングにある程度知識のない方の話はかったるくなっていますが、それはハリウッド主義者の人々がすごいんだというより、それも受け止めた上で「対して自分はどうであるか」を追及しているからかもしれません。
本はビジネス本のように、大事なコメントは横に抜き出してあるのでそこだけつまんで終わり、な読み方でも構わない感じになってはいます。しかし簡単に扱えるからといって大したことのないインタビューではないはず。
それぞれが分け入った先に見つけた大切な宝物を見せてくれているわけですから丁重に拝見しました。