彼の芯(考え方や世界観)は昔から全くぶれていない。
世の中の流行り物や見かけの価値基準はそれこそ本当に速いスピードで移り変わっていくが、藤原さんが創るBUMPの音楽は全くぶれない。勿論表面だけ(例えば曲のテンポが速いだの遅いだの)聞けば違いはあるだろうが、言わんとしている事は昔からずっとずっと一緒だ。人間の根源的なことを唄う・・・だから、十代から五十代(私がそうなのでもっと上の方もいるかもしれないが)、つまり若者から大人まで、人生を一生懸命生きている幅広い年代の人々の心を揺さぶり、とらえるのだと思う。
5,6年前「ギルド」で偶然彼らの唄に出会い衝撃を受けた。初めて音楽やバンドに興味を持った。それからいろんな音楽を聴いたが、彼ら以上に1曲1曲の唄に熱い思いを吹き込むバンドに出会わない。彼らの唄に心揺さぶられる若者がたくさんいることに今の若者もいい感性をしているんだなと嬉しくなる。
「ゼロ」を聴きながら、藤原さんの作詞作曲能力・声(唄の中での変化も)・世界観・唄への愛情の大きさ・素晴らしさをひしひしと感じた。唄っていることは今までの集大成・凝固されたものが短いフレーズでストレートに出ていると思った。しかし、FFのテーマソングでBUMPの唄で・・・う〜ん、本当に凄い。どっちもどストライク!
BUMPの深化がこれからますます楽しみだ。