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ゼミナール現代会計入門<第8版>
 
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ゼミナール現代会計入門<第8版> [単行本]

伊藤邦雄
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

IFRSに完全対応。日本基準と何が異なり、企業経営にどのような影響を及ぼすのかについて、制度面とどまらず、根本的な考え方の違いや最新の企業事例も含めて体系的に解説する。最も定評ある基本書の全面改訂版。

内容(「BOOK」データベースより)

日本基準と何が異なり、企業経営にどのような影響をおよぼすのかを制度面にとどまらず、根本的な考え方の違いや最新の実務事例まで含めて体系的に解説。

登録情報

  • 単行本: 752ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社; 第8版 (2010/4/9)
  • ISBN-10: 453213384X
  • ISBN-13: 978-4532133849
  • 発売日: 2010/4/9
  • 商品の寸法: 20.8 x 15.5 x 4.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 167,911位 (本のベストセラーを見る)
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キッズレビュー
形式:単行本
 本書は14章と終章からなり、前者は現行の基準、歴史的背景、ケーススタディの三つの
側面から、後者は経営分析について記述されている。多くの分野をフォローしておりバラ
ンスのとれた本といえるだろう。それだけ分厚い本になっているので興味ある分野、必要
とする分野から読み進めて行ってもいい。

 ただ、一つ注意することがあるとすれば、本書はあくまで「現代」会計入門であって読み
こなすにはある程度会計の下地が必要ということ。2冊目か3冊目あたりにどうぞ。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hmb
形式:単行本
企業分析入門と言ったほうがよいかもしれない。経営者が網羅すべき財務諸表分析の項目を上手く纏めており、ビジネスマンの勉強にはよい一冊と思う。ただし実務とかけ離れた部分があり(WACCの考え方など)、次回の改訂版からは実務家を執筆陣に加えた形で出してほしい。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私は、この本の良さを以下の5点示したい。

1.現在、会計を取り巻いている環境を最初に提示し、その後、伝統的な損益アプローチで財務会計の理論を省略することなく、丁寧にかつ分かりやすく記述していること。

 損益アプローチは、収益・費用項目から会計学の理論を説明する方法で、会計学初学者には、現在でもこのアプローチの方が分かりやすいと思う。

2.現在、その動向が注目されているIFARSの会計基準についても、項目毎に逐次、解説がなされていること。

3.フィールド・スタディで、具体的な会社の経営と会計処理、財務諸表への影響等を図表を取り入れながら記述しており、会計理論がどのように現実の会社の経理処理や経営に関係しているのかを実感できること。

4.この本の秀逸なところだが、具体的な会計処理(つまり仕訳)となぜその様な処理になるのかの説明が、分かりやすくなされていること。<中々、このような本は、少ない>

5.全体を通して、著者の個人的な見解や感想を極力抑え、あくまでスタンダード・テキストとしての簡明な記述を心がけていること。(これは、これだけの大著になると、読みとおすためには、非常に重要な要素になると思います。ただ、逆に記述が、淡白すぎて、何回か読みこまないと、頭に残りにくいという要素は、あります。)

 以上の点からこの本は、最初から飛ばさず、じっくり理解しながら読み込めば、独学でも日商1級レベルの実力がつくことと言えます。(前提としては、日商2級 商業簿記レベルまで、良く理解していることが求められます。)

 このような会計学教科書は、今までなかっただけに伊藤邦雄先生の実力の素晴らしさが良く分かります。

 また、よく比較される1.桜井著 財務会計講義 '2.広瀬著 財務会計がありますが・・・・

1.は、基礎力のある人にはよいが、現在の複雑な会計学を理解するには、ページ数が足りないため、要点の記述中心となり、入門者が読むと途中で挫折しやすい。

2.は、この本以上に財務会計部分が厚いため、最後までよみとおすのは、相当の忍耐が求められる。部分的にわかりにくい項目を調べる時に使う辞書的な本の位置づけでは、ないか。
 また、この伊藤先生よりも、個人的な見解を多く記述しているため、好き・嫌いが出てくる。

 以上の点からこの「現代会計入門」が、総合レベルでNO.1になると思います。是非、読み込まれることをお勧めします。(くどいですが、収益・費用の概念から習得できる財務会計論書は、現在では、この本だけではないでしょうか。)

以下は、注意点。

1.最終章で、経営分析の説明もされているが、この部分は、別にもっと簡単な入門書を読んでからにした方が、スムーズに理解できると思う。

'2.上記、良い点の'4.で書いた会計処理(仕訳)を理解するためには、実は、相当程度の簿記の実力が要求されます。著者は、簿記のことを余り重視しないで、飛ばす読み方法も勧めているが、それでは、この本の良いところを十分吸収できないので、もったいないです。

最後に筆者の個人的な最近の会計学者への感想です。

 現在の財務会計論のテキストとしての良好な書籍(単著)は、この本と前述した桜井著と広瀬著の3冊位しかないのが、残念です。(正に、会計学テキストの寡占状態と言えよう。これでは、より高いレベルの競争にはならない。)

 現在の財務会計は、従来(主に昭和〜平成5年頃)と比べ、かなり難易度が増し、IFARSの日本基準への採用の問題、実証会計学の考え方の財務会計への取り込み等、複雑な問題を抱えているため、1人だけでこの3冊に匹敵する会計学の教科書を書ける力量のある会計学者が、いないからというのが、実情なのでないかと考えています。(注)

  これは、個人的には非常に寂しい気持ちです。私が大学で会計学を勉強していた頃(昭和50年代)は、下記のように沢山の名著があり、良く比較しながら読んでいました。 

'1.新井清光著(早稲田大学) 財務会計論 (私は、大学時代に新井先生本人にこの本を使って授業を教わりました。この本は、当時としては、為替換算会計や物価変動会計を扱っている新鮮味のある本で、難しいですが、授業自体は、初学者でもわかる良い授業でした。)

'2.中村 忠著(一橋大学) 現代会計学 (これも、損益アプローチの本で、分かりやすい。ちなみに伊藤邦雄先生の恩師)

'3.武田 隆二著(神戸大学) 最新 財務諸表論

'4.井上 達雄 著(中央大学) 新 財務諸表論 (当時の日商簿記1級の試験委員であり、良く読み込んだ記憶がある。収益・費用からの説明でとてもわかり易い良書であった。この先生の授業も聞いたことが、何回かあるが、格調高い熱意のある素晴らしい講義でした。)

'5.飯野 利夫(中央大学) 著 財務会計論 (大学のサブ・ゼミで、この本を使っていた。当時の売れ本)

'6.宇南山 英夫(横浜市立大学)著 新 企業会計原則精解

'7.染谷 恭次郎(早稲田大学)著 現代 財務会計

'8.山桝忠恕・嶌村剛雄(慶応大学・明治大学) 著 体系 財務諸表論(理論編・基準編)

'9.若杉 明(横浜国立大学)著 精説 財務諸表論 

'10.黒沢 清(横浜国立大学)著  財務諸表論 (企業会計原則の生みの親)

'11.会田 義雄(慶応大学)著 財務諸表論 
 

 以上のような多彩な会計学書が書店で売られていたため、学習する方も比べながら自分に合った本を選べる自由がありました。また、学者同士でもよい本を書こうという意欲に溢れていた時代だと思います。
 
 伊藤先生の本の出来が余りに良いため、つい、昔を思い出し熱くなり、余計なことを書いてしまいました。
 是非、ご覧になった会計学(財務会計論)の先生も、匹敵する良いテキストを出して日本の会計学を活性化・牽引していって下さい。

(注)例外として、教科書は書かれていませんが、駒沢大学の石川純治先生は、現在の我が国の会計基準について、よく見解を著書等で発表されておられます。私もいくつか読みましたが、鋭い観点から問題提起や会計理論の考え方の整理をされており、意見発信型の素晴らしい先生だと思います。現在、放送大学で講義されていますので、是非視聴されることをお勧めします。

 また、元東大の斎藤静樹先生(明治学院大教授)もいらっしゃいますが、東大の先生の本は、難しくて頭の悪い私には、残念ながら理解できないのです。

 
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