当然ではありますが、以前に書かれているエッセイと結構同じようなことが書かれていたりします。
私は池田氏の文体が好きで、「変な気遣いなくずけずけと言ってやる」感触を味わうために、
この人のエッセイを読んでいるようなところがあります。近年の環境問題にたいする批判的な
主張についても別の著作で読んだことがあっただけに、内容自体に斬新な要素があった
わけではないですが、いつもの「清彦節」に触れられたので、十分満足というところです。
ブラックバスを代表格とする、外来種排撃についての考察は、考えさせられました。
駆除は大変困難な上に膨大な費用がかかり、そもそもワカサギだって外来種なのだそうで。
ブラックバスのうまい食い方でも考えた方がよほど現実的だ、と。
世の中みんなこんな風にぺろっと現実的な考え方ができれば、無駄は少なくなるのでしょう。