名作“Blow by Blow ”と“Wired”の陰に隠れ、やや地味な存在ですが
ジェフ・ベックの多くの作品の中でも“知性”“品位”を感じる1枚です。
冒頭のスター・サイクル以外、ほとんどの曲のリズム隊は
同時期にMSGのデビュー作でも活躍したサイモン・フィリップス&モ・フォスター。
特にドラムのサイモン・フィリップスのスパイスが効果的だと思います。
思えば、ジェフを支えてきたドラマー達
(コージー、カーマイン、リチャード、ナラダ・マイケル、テリーetc.)
全てが名手ぞろいなのです。
そんな中で最もJEFFに相応しかったのは、サイモン・フィリップスであったとも思います。
程よい数の“オカズ”の入れ方には曲の端々で唸らせられます。
決して目立ちすぎず、ジェフの邪魔をしないところに彼の超一流の香りを感じます。
もちろん、そんなサイモンの才能を見出し、使いこなしているジェフはさすがです。