予備校の倫理講師の大半は現社や政経などの他科目との掛け持ちですが、この本の著者は正真正銘の倫理専任の講師です。著者は日本倫理学会所属の研究者で、2007年には「和辻賞」(学会の初代会長である和辻哲郎さんにちなんだ賞)も受賞されています。
この本はセンター試験で問われがちでありながら他の参考書が説明し切れていない「日本思想」や「現代の社会」(差が付きやすいところです)をしっかりカバーしています。
思想は何も無いところから突然発生したものではなく、因果関係があります。この本は思想史の展開が論理的に書かれており、機械的な「単純暗記」の苦手な人にもお勧めです。
センター倫理特有の「現代文的な問題」に対する力を養うこともできるでしょう。
「倫理の点数が面白いほどとれる本」にとって代わる最高のセンター試験対策の参考書だと思います。
この本と過去問で満点が狙えます。(過去問解いたら満点でした!)