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センスのいい脳 (新潮新書)
 
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センスのいい脳 (新潮新書) [新書]

山口 真美
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人の評価基準のひとつである「センス」。そのよしあしを左右しているのが、私たちの脳だ。視覚や聴覚を通じてもたらされる外界の情報を、脳はどう処理しているのか―。「だから赤ちゃんはディズニーが好き」「幽霊が見える理由」「ありえない話だから騙される」「大阪のおばちゃんが派手なわけ」「センスの個性は人類の生存戦略」等々、気鋭の認知心理学者がセンス(=感覚)の不思議な世界の最前線に迫る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山口 真美
1964(昭和39)年神奈川県生まれ。中央大学文学部教授、博士(人文科学)。中央大学文学部卒業、お茶の水女子大学大学院博士課程人間発達学専攻単位取得退学。認知心理学、なかでも乳児の視覚についての研究が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 187ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/08)
  • ISBN-10: 4106103265
  • ISBN-13: 978-4106103261
  • 発売日: 2009/08
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面倒臭い。 2010/12/15
By 217
形式:新書
自分は絵描きなのですが、第6章の「どんな絵が上手いのか」の項が気になり、読んでみました。

全体的に、どこかで聞いた事、見たことの有る、知っている情報が多く、
(脳科学系を取り扱ったTVなど見てたら出てくるようなイージーなもの/自閉症の子の描く絵やだまし絵など)
それをわざわざ小難しい言葉で連ねたような面倒くさい本でした。
「そりゃそうだろ」っていう簡単な事をつらつらと遠まわしに書いています。
結局何が言いたいのか、結論が出ないまま、何章も何章も続き、
大学生が無理矢理小難しく書いた出来の悪い論文のような印象を受けました。(実際のお歳とは違いますが)

著者の固定概念が強くて、柔軟性に欠ける様な気がします。
「誰もが大体こう思うだろう」「一般的にはこうだ」と言い切る所が時折ありますが、
それに当てはまらない人は多々いると思います。
というか私は全く当てはまりませんでした。

長らく会っていない友人の話をした次の日、偶然、街の雑踏で運命的に劇的に「見つけた気が」する、錯覚。
これを、運命でも偶然でもなく、多くの場合が心の問題だと言い切る。
無意識でも記憶の片隅には残っていますから、似てる人を見てハッとなる事は誰でも有りえると思います。
「似てるけどよく見たら違う人だった」「それは残念ながら錯覚です。」とわざわざ言っているのなら、読者を馬鹿にしているのか、
「あそこに友人が、いたような気がした…」「それは錯覚です。」なら、ちょっと精神不安定な人とお医者さんです。
それにしても、本当に物凄い確立で友人と街中やイベントで出会った事なら何度か経験有りますが、上記の様な曖昧な経験は一度もありません。
というか、わざわざ例え話に上げる程の話とは思えない。
「幽霊は錯覚」の話も上げるには、説得力も無くあまりに弱すぎる。

また、「白雪姫は黒髪で大きなリボンをつけて、いかにも子供っぽく、
アリスは大人っぽく色っぽい、そんなイメージが標準回答だろう。それがディズニーが作り上げたキャラの姿である。」というのも
何かひっかかるものがあります…著者のイメージなのでしょう。
どうも黒髪→アジア人→童顔。 金髪→欧米人→大人顔、の方程式が有る様に思えました。

一番不快だったのが、読み書きが難しい「ディスレクシア」の人の話の中で
某政治家はこの障害ではない。文章の大半は問題なく読めているのだから、単に漢字の勉強をしていないだけ、という一文。
上手く皮肉を言ったつもりなのか…。読者によっては不快な気持ちになるのは明らかなのに、意味もなく全く本書に関係のない必要のない文を盛り込んでいます。

自分とは相性が悪かっただけだとは思います。
このレビューに真逆な印象を持ったなら楽しめるかもしれません。
絵を描くにあたり、知覚に関しての知識も集めたくて色々読んだり調べたりしてきて、情報がかぶった事もあるので
これから知りたいという人には多少良いかもしれません。(只、やはりテレビで見るようなイージーな情報が多い気はします…)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By まーい VINE™ メンバー
形式:新書
やさしい言葉でさらりと書いてあるので
各々の章はとても読みやすいと思いますが

 それでは、この本の要約とか
 それでは、自分のセンスを磨いて向上させるには
 と考えてみると

あまりにもこの本の内容が多義にわたっていて
しかも多いので

 全体像をつかむのは、意外としんどいのかなと思います。

もちろんそれはこの本のせいではなく
それだけ
視覚情報に対して
脳が大胆な処理をしているためなのかな、と思います。

ブルーバックスの「進化しすぎた〜」の
日常版としても一読をおすすめしたいところですね。
このレビューは参考になりましたか?
By ミヤコ トップ100レビュアー
形式:新書
本書は、認知心理学をご専門とする著者が、主として自分の感覚
や他人の感覚との違いについて、平易にまとめたものである。

本書の内容としては、実に多岐に渡っている。例えば、盲点、共
感覚、赤ちゃんのものの見え方や見方、個体差、色彩感覚、視覚
の文法、絵を大人が描いた絵と子どもが描いた絵と分ける要素や
その原因となるもの、赤ちゃんの言語習得等々、実に幅広い。

これらの話題に対して、研究成果に基づきながら、また、ディズ
ニーやセサミストリートやルビンの盃や大阪のおばちゃんの派手
な服装等々、身近な例示をしながら、人間が持つ感覚を分かりや
すく解説している。また、全体を通して読みやすい筆致で書かれ
ており、肩の力を抜きながら気軽に読める本である。

ただ、本書全体として著者が主張したいことは何かが見えづらい。
それは、本書タイトルの意味自体も(私には)分かりにくいことが
端的に示している。さらに、各章のタイトルにおいても、「どんな
絵がうまいか」「幽霊はなぜ見えるのか」「外国語は習うな!」等、
その章で書かれている内容のほんの一部を抜き出したものであり、
章全体のタイトルとしては分かりにくい。この原因の一部は扱わ
れている内容の幅が広すぎることに求められるかもしれない。

総じていえば、本書の焦点はぼやけてしまっている感は否めない
が、本書の様々な例示を通し、自分の感覚や他人の感覚との違い
を知ることや、私たちの感覚というのは科学だけでは測ることが
できないものであることを改めて実感できる本であり、気軽な読み
物として読むと楽しく読めると思います。
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