寓話と示唆に富んだ楽しいおとぎばなしです。
セレンディップ国の3人の王子が父親である王様から厳しく難しい課題を投げられ外国への旅にでかけます。
注意深く鋭い目を持ち、心で言葉を聞き、相手の思うところを感じることのできる思慮深く勇敢な3人は、ペルシャやインドで様々な難問に直面しますが、偶然の出会いや数々のアイデアや勇気で切り抜け、そして最後には美しい伴侶と幸福を得ることができます。
この寓話は「探しても見つからない、価値ある楽しいものを見つける能力」を意味する「セレンディピティ」の語源といわれています。
人は「偶然」により出会いや変化に出会います。それは自分の運命や人生を方向付けるものであったりします。
その「偶然」は何かに導かれているものかもしれませんが、その「価値ある楽しいものを見つける偶然」を引き起こすエネルギーは自分自身の中にあるのだとこの本を読んで感じました。
3人の王子の人としての魅力、研鑽してきた技術が多くの幸運と運命を引き寄せるのではないでしょうか。
とはいえ、そんなに構えることなく、自分自身は「ハッピーな偶然」にたまに会いながら、これからも前に進めればいいなと思ったりします。