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セレブ・モンスター---夫バラバラ殺人犯・三橋歌織の事件に見る、反省しない犯罪者
 
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セレブ・モンスター---夫バラバラ殺人犯・三橋歌織の事件に見る、反省しない犯罪者 [単行本]

橘 由歩
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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セレブ・モンスター---夫バラバラ殺人犯・三橋歌織の事件に見る、反省しない犯罪者 + 逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録
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商品の説明

内容紹介

セレブ妻はなぜ、夫をバラバラにして捨てられたのか? 彼女の生い立ちから今までの人生を追いながら、最近の犯罪者の多くが共通して抱える“ある心の闇”に迫る、渾身のノンフィクション!

内容(「BOOK」データベースより)

あなたはかつて愛した人をバラバラにして捨てられますか?カオリンの生い立ち、事件、結審までの人生から、現代の殺人犯の「心の洞」に迫る渾身のノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 270ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2011/1/21)
  • ISBN-10: 4309020194
  • ISBN-13: 978-4309020198
  • 発売日: 2011/1/21
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー VINE™ メンバー
「セレブ妻の犯罪」「カオリン」という言葉が、連日TVのワイドショーをにぎわせていた事が、遠い昔のように感じてしまうのは、あまりにも陰惨な事件が頻繁に起こりすぎて、もう感性がマヒしてしまったのかもしれない。

セレブ妻、三橋歌織が、夫の命を奪い、バラバラにして遺棄した事件のルポルタージュ。
大胆な手口から、最初は外国マフィアの仕業だと思われていたこの事件。
逮捕されたのは、ある女優似のすらりと背の高い、楚々とした綺麗な女性だった。
しかも夫はエリート・サラリーマン。
生活に困っていたわけではなかった。
歌織がなぜ、夫の遺体を損壊するまでの憎しみを抱いたのか〜当時誰もが不思議に思ったはず。
歌織は、N県出身の社長令嬢。
法廷供述や独自の取材による聞きとりから、歌織の父母の性格、しつけから育まれた、歌織の特性が浮き彫りにされていく。
夫と知り合う以前の、歌織の愛人関係や風俗店アルバイトについては驚いた。
常日頃、夫からDVを受けており、鼻の骨を折られてシェルターに保護された後に、夫の元にまた戻るという歌織の行動の不自然な点を指摘している。
「DVの囲い込み」という言葉と意味を、本書を読んで初めて知った。
また、歌織が「経済的に困る位なら、暴力を受けている方がマシ」という思考があったのではないか?「莫大な慰謝料を絞りとることが、夫に一発くらわせること」と考えていた節があるのではないか?と推察している。
夫を手にかけた後の、歌織の行動が詳細に記されていたが、そのエネルギーと不可解な行動と思考が異様だった。

どこにでもいそうなブランド好きで上昇志向の強い女性が起こした事件だからこそ、怖ろしい。
著者による煽情的な文体は気になった。
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6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「あヽ、そう言えばそんなバラバラ殺人事件あったなぁ」と思いながら読み始めたが、詳細に事件が取材されており、展開もわかり易く、一気に読み終えてしまった。カオリンの事件に至るまでの経緯を生い立ちや、時代背景、夫からのDVなどを考察しながら読み進められる。事実は小説より奇なりというが、本当に、女性一人でこんなことまでしてしまうのかと思われた事件だが、次第にその要因が少しずつ著されてゆく。特に後半の裁判の傍聴取材によると思われる部分は被告人の姿や、言動などが事細かに書かれており非常に生々しい。そして、「もしかして無罪?」と思わせるような展開があったりして・・・。DVの本当の恐ろしさがわかったような気がした。たしかに、カオリンをはじめとして、最近の殺人事件の犯罪者の内省のなさには驚かされるものがあるが、彼らだけが特別なのだろうか。私たちの周りには(自分も含め)自分さえよければ、とか、自分だけは別、他人のことは関係ないというまちがった個人主義的な考え方が蔓延しているのではないだろうか。そういった意味からすると、決して遠い世界の話ではないような気がする。カオリンにはラスコーリニコフのような再生の道はなかったのだろうか?
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