アメリカではFOXから2002年から2003年にかけて11本(全14本制作)が放送されましたが低視聴率のため打ち切りになった「ファイアフライ」の完結編に当たる映画です。
2003年11月にアメリカで発売された全14本を収録したDVD-BOX(日本では未発売)が話題となり、売れ行きが好調だったため熱狂的なファンの後押しを受けて2005年9月
に公開されました。しかし興行収入が始めの3日間で1000万ドルとファンの間では人気が高いものの一般受けはしなかったようです。
「セレニティー」とは主人公たちの乗る「ファイアフライ」クラスの小型輸送船の名前で「平静」という意味。ちなみにファイアフライとは虫の「ホタル」のことです。
この映画の中では、英語と中国語が共通語になっているようで画面内ではアルファベットと漢字が共存しています。BGMではハープが効果的に使われていて東洋風の
メロディを印象的に奏でています。
登場人物の中で私が知っているのは「ターミネーター:サラ・コナー・クロ二クル」でキャメロン役のサマー・グラウだけです。この映画での予知能力を持つ少女リバー役
や美少女ターミネーター役など寂しげで不思議な魅力を持つ女優さんだと思いました。
この映画はテレビシリーズの続きとして作られましたが、私のようにテレビシリーズを知らない者にも十分に楽しめました。この映画が一部のフアンに受け入れられたのは
珍しく第一級の紛れもないスペースオペラであったということでしょう。時代設定やメカニックの魅力も多分にありますしラストのオチもアメリカだとこれくらいは有り?
日本で、これと似た世界感を持つ作品を探すと野田昌宏氏の「銀河乞食軍団」という小説があります。この小説のフアンであれば満足できる映画ではないでしょうか。宣伝
をうまくしてくれるとアメリカでも日本でもモット認知されるのにと思ってしまいます。
せっかくブルーレイとDVDの2枚セットを購入したので同じブルーレイプレーヤーにかけて画質や音質を比べてみました。やはり情報量の違いでしょうかブルーレイの方が
緑・赤などの色彩が豊かで爆発などの効果音が驚く程リアルでした。