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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自作の愉楽,
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レビュー対象商品: セルフビルド SELF‐BUILD―自分で家を建てるということ (大型本)
大型本で値段も結構なものです。カレンダーのように縦にめくります。違うな。横にして上下にめくるというのかな。これは写真を最大限大きく載せるためでしょう。 紙は電話帳のような香りがしますが、写真はカラーで豊富です。 雑誌に掲載(連載?)されていたものを集めた本のようです。 紹介されている建築(作品)は28点。会社の製品とかお祭りの舞台とか、建築ではないようなものもいくつか含まれています。 著者は早稲田大学教授です。 本書ですが、これは素晴らしい。 まあ、建築に興味のある人間なら、本書に出てくる建築のいくつかは既知だとは思います。 しかし、美しい大きなカラー写真と著者の解説(想いの記述)はこの本ならではだと思います。 文の方は専門家ならではの構造の解説などはほとんどなく、社会的意味とかの記述が多いですね。 圧倒的多数の人が参加せざるを得ない「お買い物競争」で、異様な高価格の住宅にからめとられてしまいがちな大衆が自由を奪われる不幸、あるいは主体性を失った「お客様感覚」で内なるものにしか興味を持たない現代日本の病理、みたいな。 私も、昨今散見される自殺志願(どうせ死ぬなら歴史に名を残そう)のような無差別殺人者などの根っこは、ここにあるような気がします。豊な社会が生み出した大人の皮をかぶった幼児。 まあ、全員参加の共同作業によって成り立っていた村落共同体が崩壊したので、しょうがないという面も多々あるのでしょうが・・・。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
読みにくい,
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レビュー対象商品: セルフビルド SELF‐BUILD―自分で家を建てるということ (大型本)
他の方が書かれている通り、本を横に持って上下に開く、というのがものすごく読みにくい。そこに1ページあたり縦書き3段組の本文が書いてあるので (写真が多いので、ビッチリ3段というページがそれ程無いのが救いですが) 読みにくいこと甚だしいです。 横長の写真が多い為だと思いますが、写真だけ横向きで見てもいいので 普通に製本してくれた方がどれだけ読みやすかったか… 本文も建築家節調のクセのある文体で少しイヤになりました。 でも写真は多くてなかなか魅力的でした。
5つ星のうち 4.0
これからのバナキュラー,
By 高田健一 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: セルフビルド SELF‐BUILD―自分で家を建てるということ (大型本)
石山さんは、業界のそれとは全く違う基準で家や建物を考えてきた建築家。70年代のDIYやセルフビルドのブームの時も、いわゆるヒッピー的な社会から離れた自立した生活へのあこがれからそれに取り組んでいたのではなく、もっと本質的なあの生き方、楽しさ、厳しさをベースに家作りを考えていた人とお見受けする。だからこそ、80年代も90年代も、そして21世紀に入ってもその姿勢は変わらない。ここ最近また、DIYやセルフビルド、あるいは自立した生活への傾向が強くなっているように感じるし、私自身もそういう関心を持っているが、ここでまた石山さんの取り組みや視点があらためて輝きを見せる。というよりつねにこの人はこの場所に居て、お前らちゃんと家つくれんのか、しっかりやれよ、とニラミをきかせているように(勝手にですが)感じる。 この本は、石山さんが感銘を受けたり影響を受けた日本のいろいろなセルフな建物たちを紹介している本。石山ファンにはおなじみのネタも多いが、半分写真集的な編集であらためて見直すと、また違う力が湧いてくる。家を建てようとしている友達にプレゼントしたら嫌がられました。
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